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ハリウッド実写版『ワンパンマン』に「リック・アンド・モーティ」脚本家が参加 ─ 監督は『ワイルド・スピード』ジャスティン・リン

ワンパンマン
ワンパンマン 1(集英社刊)

日本発の大人気漫画の実写版『ワンパンマン』ハリウッド実写映画版で、アニメ「リック・アンド・モーティ」のヘザー・アン・キャンベル&ダン・ハーモンが脚本の改稿にあたっていることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じ、キャンベル本人もSNSで認めた。

『ワンパンマン』は、原作・ONE、作画・村田雄介による漫画で、「となりのヤングジャンプ」にて連載中。頭髪全てを失うほどにまで鍛え上げすぎた結果、“ワンパン”でどんな敵でも倒せるようになった最強の男サイタマが、退屈な日々の中で強敵を求めていく。漫画は日本のみならず、アメリカをはじめ世界各国で高い人気と評価を誇っており、アニメ版も製作されている。

監督は『ワイルド・スピード』シリーズや『スター・トレック BEYOND』(2016)などのジャスティン・リン。米配給はソニー・ピクチャーズが行う。

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この実写化企画は2020年4月より伝えられていたもので、過去1年以上にわたって脚本製作が行われていた。2023年は脚本家ストライキのため長らく停止していたはずだ。

キャンベルとハーモンは、カルト的人気を誇るコメディアニメ「リック・アンド・モーティ」で脚本を手がけている(ハーモンはクリエイターやプロデューサーも含め幅広く携わった)。『ワンパンマン』に必要不可欠なコメディ要素をとらえる脚本となりそうだ。ちなみに「リック・アンド・モーティ」といえば、マーベル『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023)執筆のジェフ・ラブネスも輩出している。

公開予定やキャストなどの詳細未定ながら注目の『ワンパンマン』実写化企画について、米The Hollywood Reporterは「非常に活発な開発が行われている」との状態を伝えた。この記事について、キャンベル本人はXにて「つまり私が映画『ワンパンマン』の仕事をしていることが公然になったみたいですね。レッツ・ファッキン・ゴー!」と認め、意気込みを表現した。

既報によると、改稿前の脚本を務めていたのは『ヴェノム』(2018)や『ジュマンジ:ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017)『ジュマンジ:ネクスト・レベル』(2019)のスコット・ローゼンバーグ&ジェフ・ピンクナー。プロデューサーには、『スパイダーマン』シリーズなどのベテラン、アヴィ・アラッドが参画している。

一体誰がサイタマを演じるのか。ハリウッド実写版『ワンパンマン』は更なる続報が待たれる。

Source:The Hollywood Reporter

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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