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ハリウッド実写版『ワンパンマン』、撮影開始は少し先か ─ 監督は『ワイスピ』ジャスティン・リン

ワンパンマン
ワンパンマン 1(集英社刊)

日本発の大人気漫画の実写版『ワンパンマン』ハリウッド実写映画化企画の進捗が明らかになった。現在は脚本の改稿中にあるといい、撮影開始は少し先になることが予想される。米Deadlineが伝えた。

『ワンパンマン』は、原作・ONE、作画・村田雄介による漫画で、「となりのヤングジャンプ」にて連載中。頭髪全てを失うほどにまで鍛え上げすぎた結果、“ワンパン”でどんな敵でも倒せるようになった最強の男サイタマが、退屈な日々の中で強敵を求めていく。漫画は日本のみならず、アメリカをはじめ世界各国で高い人気と評価を誇っており、アニメ版も製作されている。

ハリウッド実写映画化のニュースは2020年4月に初報が伝えられ、2022年6月には『ワイルド・スピード』シリーズや『スター・トレック BEYOND』(2016)などのジャスティン・リン監督が就任していた。

米配給はソニー・ピクチャーズ。現在、脚本改稿作業の真っ只中で、ソニーは本作に高い期待を寄せているという。

しかし、製作開始は少々先になる様子だ。『ワイルド・スピード/ファイヤー・ブースト』から降板していたリン監督は、かねてからの念願だったというインディー映画回帰を叶える企画として、『The Last Days of John Allen Chau(原題)』に間もなく着手予定。情報によればソニーは、リンにこのインディー映画を先に撮らせて、完了後に『ワンパンマン』に移ってもらう方針だという。

リンは『ファイヤー・ブースト』で、撮影が開始されていたにも関わらず「創作上の違い」のため突如降板していたことがある。一度インディー映画で思いがままの作品を撮ってから、大作『ワンパンマン』に挑むこととなりそうだ。

『ワンパンマン』はもともと2022年末までの撮影開始を予定していたが、現在までに始められていない。リンの『The Last Days of John Allen Chau』撮影は2023年春より世界各地で行われる予定。このポストプロダクション期間も考えると、『ワンパンマン』は2024年頃の撮影開始となりそうだ。

プロデューサーには、『スパイダーマン』シリーズなどのアヴィ・アラッド。脚本を務めているのは『ヴェノム』(2018)や『ジュマンジ:ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017)『ジュマンジ:ネクスト・レベル』(2019)のスコット・ローゼンバーグ&ジェフ・ピンクナーだ。

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Source:Deadline

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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