「ONE PIECE」くれは役ジェイミー・リー・カーティス、実現せず ─ 後任決定済み、「素晴らしい方を見つけた」

Netflixが手がける実写版「ONE PIECE」でDr.くれは役を演じることが期待視されていたジェイミー・リー・カーティスの出演が実現しないことがわかった。製作を務める米Tomorrow Studios社長のベッキー・クレメンスが認めている。
Dr.くれはを巡っては、本シリーズのシーズン1が配信される前からカーティス自らが立候補。ぴったりの配役だとして、ネットでもカーティスを後押しするファンが続出していた。
シーズン2では、麦わら海賊団の船医として知られるチョッパーの登場が発表された。チョッパーに医者の技術を叩き込んだDr.くれはの実写版参戦も濃厚となる中、脚本・共同ショーランナーを務めるマット・オーウェンズがカーティスにアプローチをかけていたことを告白。脚本もカーティスを想定して執筆していると伝え、いよいよキャスティングも時間の問題かと思われていた。
しかし、このたび製作を率いるクレメンスが米Deadlineに明かしたところによれば、カーティスの出演は叶わなくなってしまったのだという。多忙なカーティスだけに、撮影のスケジュールが障壁となってしまったようだ。
「彼女はこの作品が大好きですが、たくさんの映画やドラマの撮影を控えていて、私たちの製作日程では上手くいきませんでした。とてもやりたがっていましたが、契約が優先ですので、とにかく複雑になってしまったんです。」
シーズン2は7月上旬より南アフリカで撮影中。クレメンツによれば、Dr.くれは役のキャスティングはすでに決定しており、「素晴らしい人を見つけました」とコメントしている。
期待の大きいシーズン2では、ルフィ役のイニャキ・ゴドイをはじめ、麦わらの一味を演じるメインキャストが揃って集結。新キャストとして、スモーカー役でカラム・カー、スモーカーと行動を共にする剣士たしぎ役でジュリア・レーヴァルト、ワポル役でロブ・コレッティ、ワポルの部下・ドルトン役で新鋭タイ・キーオが出演する。秘密犯罪会社バロックワークスからは、Mr.9役でダニエル・ラスカー、Mr.5役でキャムラス・ジョンソン、ミス・バレンタイン役でジャザラ・ジャスリン、Mr.3役でデヴィッド・ダストマルチャンが参戦。また、巨人族のドリー&ブロギー役でヴェルナー・コーツァー&ブレンダン・マーリー、ロジャー海賊団の元船医者クロッカス役でクライヴ・ラッセルの出演も伝えられている。
Netflixシリーズ「ONE PIECE」シーズン2は近日独占配信。