『オッペンハイマー』世界累計興収が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』超え

クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』の勢いが止まらない。全世界累計興行収入が、本記事掲載時点で8億5,450万ドルを突破し、2023年公開作品で3位につけた。
2023年7月に世界公開を迎えた『オッペンハイマー』は、マーベル・シネマティック・ユニバース映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の全世界累計興行収入8億4,553万ドルを上回った。次に目指すは、13億5,800万ドルの『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。トップには、13億8,585万ドルでマーゴット・ロビー主演の『バービー』が座している。
本作はノーラン監督のこだわりにより、65mmのIMAXフィルムカメラで撮影された。米IMAX社のリチャード・ゲルフォントCEOによると、北米における同フォーマットの売上比率は30%に及ぶという。
映画『オッペンハイマー』は、マンハッタン計画を主導した理論物理学者、J・ロバート・オッペンハイマーの苦悩に満ちた半生を綴った1作。キリアン・マーフィーがタイトルロールを務めたほか、ロバート・ダウニー・Jr.、エミリー・ブラント、マット・デイモン、フローレンス・ピューといった豪華俳優陣が脇を固めた。日本公開は依然未定。
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Source: Box Office Mojo, The Town with Matthew Beloni