『パディントン3』タイトルが『パディントン・イン・ペルー』に決定、暗黒の地に帰郷か ─ 新監督も発表

人気児童文学「くまのパディントン」の実写映画版『パディントン』シリーズ第3作のタイトルが、『Paddington in Peru(原題)』になることが発表された。米The Hollywod Reporterが報じている。
『パディントン』シリーズは、マイケル・ボンド著「くまのパディントン」を原作に、ちょっとドジだけど家族思いで心優しい、マーマレードが大好きなクマのパディントンを描く物語。タイトルに含まれる「Peru」とは南米の国ペルーを指しているものと思われる。
なぜペルーなのかと疑問に思う方もいるだろうが、パディントンの国籍がペルーというのはファンの間で知られている設定。第1作の冒頭でも“暗黒の地”ペルーを訪れたイギリス人の探検家によってパディントンが発見される様子が描かれている。第3作では、パディントンが故郷の地に再び足を踏み入れることになるのだろう。マーマレード・サンドイッチもしっかり携えて。
タイトル発表とあわせて、前2作のポール・キング監督に代わり、イギリス出身のドゥーガル・ウィルソンが監督に就任することも判明した。これまでミュージックビデオディレクターとして活動してきたウィルソンは、本作で長編映画デビューを飾る。なお、ある時点まで監督を続投する予定であったキングは、ティモシー・シャラメ主演『Wonka(原題)』の製作に注力すべく降板を決めたという。キングは製作総指揮&共同脚本として企画に残留している。
撮影は2023年スタート予定とのこと。主要撮影地はロンドンとペルーとなる。キャストに関する発表は届いていないが、パディントンの声を担当してきたベン・ウィショーは続投する見込みだ。製作は仏StudioCanalと英Heyday Films。
Source: THR