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ペドロ・パスカル、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』リード・リチャーズ役は「本当に怖かった」

ファンタスティック4:ファースト・ステップ
© 2025 20th Century Studios / © and ™ 2025 MARVEL.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』で、リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック役に起用されたペドロ・パスカル。今やハリウッドを代表するスター俳優のひとりとなった彼だが、この役柄のオファーは「本当に怖かった」と語っている。

宇宙での事故によって特殊能力を手に入れたファンタスティック・フォーのうち、リーダーのミスター・ファンタスティックは身体をゴムのように伸縮させるパワーを持つ。20世紀フォックス製作による過去の映画版では、ヨアン・グリフィズとマイルズ・テラーがそれぞれ演じた。

Entertainment Weeklyにて、パスカルはリチャーズ役のオファーを「本当に怖かった」と振り返る。「周囲にいる人たちが、僕の体験を支えてくれ、乗り越える手助けをしてくれました」と。

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これまでパスカルは、ハリウッドの人気フランチャイズに多数参加してきた。「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ナルコス」のほか、『スター・ウォーズ』シリーズの「マンダロリアン」、『キングスマン』『イコライザー』シリーズ、DC映画『ワンダーウーマン』シリーズ。そして、人気ゲームをドラマ化した「THE LAST OF US」などだ。

「(オファーを受けるたび)前回の怖さを超えることはないだろうと思います。どの作品も怖いんです」とパスカルは語る。「なぜなら、観た人に喜んでほしいから。特に人気のある、特別な期待をともなう作品ならば、なおさら期待に応えたい。物語を楽しみ、僕たちとこの世界を旅したいと思ってくれる人たちにとって最高の作品になるよう、自分自身に誠実でありたいんです」。

これはフランチャイズ作品に出演する俳優ならではの葛藤であり、苦悩だろう。しかしパスカルは稀有なことに、出演したどの作品でも高い評価を得てきた。映画ファンだけでなく、原作のファンにも広く受け入れられる演技と存在感のなせる技だ。

マーベル映画には初参加となるパスカルだが、早くも『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』に出演することが決まっている。映画版『ファンタスティック・フォー』としても、またMCU作品としても新しい世界観のなか、パスカルが魅せる新しいリード・リチャーズ像に注目しよう。

映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は2025年夏、劇場公開。

Source: Entertainment Weekly

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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