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ロバート・ダウニー・Jr.製作のミステリー「ペリー・メイスン」米予告編 ─ 殺人事件に隠された、政府や社会の暗部に迫る

ペリー・メイスン Perry Mason
https://www.youtube.com/watch?v=rNATvJMPZaA

『アベンジャーズ』『シャーロック・ホームズ』シリーズなどで知られる、ロバート・ダウニー・Jr.がプロデューサーを務める米HBOドラマシリーズ「Perry Mason(原題)」の米国版予告編が公開された。

全8話構成の本シリーズは、1957〜66年に放送された名作ミステリードラマ「弁護士ペリー・メイスン」のリメイク版。世界恐慌直後、1930年代のロサンゼルスを舞台に、石油ブームやオリンピック開催など、世界的不況に逆行して経済成長を遂げる社会に潜む陰謀を暴くため、ペリー・メイスンは人生を懸けた案件に挑んでいく。

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予告編は、「特定の問題を解決するには、裁量と策略が必要だ。それは君が得意とすることだよね」という声と共に、“君”すなわち主人公メイスンの姿が映し出されるところから始まる。無愛想で冴えないメイスンは、ある日、子供が悲劇的な死を遂げた未解決事件の真相を探るという依頼を引き受けることに。「あなたは誰からの助けも求めない」。信用ならない警察に頼らずに自らの手で捜査を進めるメイスンは、何者かの家に不法侵入するなど、時に危険を犯しながら真実を追求していく。

「ミスター・メイスン、あなたが本件に適任とは全くもって思えません」「僕こそが唯一、この事件に相応しい人間ですよ」。政府や社会によって隠蔽された真実が次第に浮き彫りにされていく中、優しくも心を激しく揺さぶる、歌手マイケル・キワヌーカの楽曲「Solid Ground」が響き渡る。「何故、そこまでして俺たちを調べる?」「これが俺のやり方だからだ」。熱心に捜査を進めていくメイスンだが、周囲から激しい反感を買ってしまい、挙げ句の果てに拷問まで受けることに。すなわち、これは警告だろう。「君は警察が関与しているとでも言うのか?」「警察、教会、全員だ」。決して目を背けることのできない組織ぐるみの陰謀を前に、メイスンは、己の正義を貫きながら事件解決に向けて奮闘していく。

主人公ペリー・メイスンを演じるのは、「ジ・アメリカンズ」(2013-2018)のマシュー・リス。共演者には、『スキャンダル』(2019)のジョン・リスゴー、『ジョーカー』(2019)のシェー・ウィガム、『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』(2017)のタチアナ・マスラニー、『僕のワンダフル・ライフ』(2017)のジュリエット・ライランス、『ウォッチメン』(2009)のマット・フリューワーと多彩なキャストが集結した。

脚本は、「ウエストワールド」(2016-)のロン・フィッツジェラルド、「エクソシスト」(2016-2017)のロラン・ジョーンズが務める。プロデューサーには、ロバートとスーザンのダウニー夫妻、マシュー、フィッツジェラルドのほか、「TRUE DETECTIVE」(2014-)のピーター・フェルドマンらが就任している。

ドラマシリーズ「Perry Mason(原題)」は2020年6月21日、米HBOにて放送開始。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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