ピアース・ブロスナン、ジェームズ・ボンド復帰に意欲? ─ 「72歳のボンドなんて誰も見たくないと思いますが」

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)でダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役を卒業した今、誰が次期ボンドを演じるのか……。ファンの間で憶測が飛び交う中、5代目ボンド役のピアース・ブロスナンが“シニア枠”での復帰に意気込みを見せている?
ブロスナンは5代目ジェームズ・ボンドとして、『007/ゴールデンアイ』(1995)『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997)『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002)に主演。英Radio Timesのインタビューで、ブロスナンは復帰の可能性について質問され、冗談まじりに意欲を語った。
「妻のキリー(シェイ・スミス)と私は、次のジェームズ・ボンドが誰になるのかという高まる期待の声を耳にしてきました。候補は大勢いるし、きっと楽しい見世物になるでしょう。いかつい72歳のボンドなんて誰も見たくないと思いますが、もしヴィルヌーヴ監督にアイデアがあるなら、すぐに検討しますよ。しない理由はないでしょう。素晴らしいエンターテインメントですよ。大笑いできるかもしれません。禿げ頭のかつらや特殊メイクなんかを使って、どうなるか分かりませんよ。」
これまでに次期ボンドの有力候補として名前が挙がっていたのは、アーロン・テイラー=ジョンソン、タロン・エジャトン、イドリス・エルバら。もっとも2025年7月には、トム・ホランドやジェイコブ・エロルディ、ハリス・ディキンソンら30歳未満が検討されているとも報じられた。
今のところ“シニア・ボンド”の出番はなさそうだが、よく考えてみれば別の役柄での再登板が絶対にありえないこともない。ヴィルヌーヴ監督らが選ぶ、新たなジェームズ・ボンド俳優とは? そして、その脇を固める名優たちは……。いずれ来る続報に期待したい。
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Source: Radio Times