実写版『ピノキオ』悪役コーチマンにルーク・エヴァンス決定 ─『美女と野獣』に続いて

ディズニー製作の実写映画版『ピノキオ(原題:Pinocchio)』に、実写映画版『美女と野獣』(2017)ガストン役などで知られるルーク・エヴァンスが出演することがわかった。米Deadlineが報じている。
本作は、カルロ・コッローディの絵本『ピノッキオの冒険』が原作のアニメ映画『ピノキオ』(1940)の実写化企画として進行している。監督を務めるのは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『魔女がいっぱい』(2020)のロバート・ゼメキスだ。
エヴァンスが演じるのは、アニメに登場する悪役のひとり、馬車屋の親父コーチマン。甘い言葉で子どもたちを騙して遊園地プレジャー・アイランドへと向かわせ、ロバに変えて売買する悪徳業者としての顔を持つ。エヴァンスは『美女と野獣』に続いての悪役となるが、突如変貌するコーチマンの恐ろしい表情など、緩急自在な表現に期待したいところだ。
出演者には、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)『グリーンマイル』(1999)などで知られるトム・ハンクスがゼペット爺さん役で出演交渉中と伝えられていた。ただし、このたびの報道でハンクスは出演者として名を連ねているので、契約は成立済みと思われる。
脚本は、ゼメキス監督と共同で、『シンデレラ』(2015)『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)のクリス・ワイツが執筆。製作総指揮は『キャスト・アウェイ』(2000)『フライト』(2012)など、ゼメキス監督作品を手掛けるジャック・ラプケが務める。ほか、製作にはワイツはじめ、「フェアウェル」(2019)のアンドリュー・ミアノが就任している。ディズニー・プラス(Disney+)で配信予定だ。
Source: Deadline