実写版『ピノキオ』、主人公ピノキオ役など一挙キャスト発表 ─ 新キャラクターも登場

ディズニー製作の実写映画版『ピノキオ(原題:Pinocchio)』の出演キャストが一挙に発表された。主人公ピノキオの声を「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」(2020-)出演の子役ベンジャミン・エバン・エインズワースが務めるほか、『ハリエット』(2019)のシンシア・エリヴォ、『インセプション』(2010)『LOOPER/ルーパー』(2012)などのジョセフ・ゴードン=レヴィットらが名を連ねている。米Deadlineが報じた。
本作は、カルロ・コッローディの絵本『ピノッキオの冒険』が原作のアニメ映画『ピノキオ』(1940)の実写化企画。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『魔女がいっぱい』(2020)で知られる巨匠ロバート・ゼメキスが監督を務める。既報では、ゼペット爺さん役で『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)『グリーンマイル』(1999)などで知られるトム・ハンクス、アニメ版の悪役のひとり、馬車屋の親父コーチマン役で実写映画版『美女と野獣』(2017)ガストン役などで知られるルーク・エヴァンスの出演が決定していた。
ピノキオ役に抜擢されたエインズワースほか、半透明の羽をつけた妖精ブルー・フェアリー役をシンシア・エリヴォ、コオロギの紳士ジミニー・クリケットの声をジョセフ・ゴードン=レヴィットが務める。アニメ版では白人の設定であったブルー・フェアリーだが、実写版では黒人で描かれることになるようだ。
ほか新キャストには、正直ジョンでおなじみキツネの詐欺師ファウルフェローの声を「キー&ピール」(2012-2015)『ザ・プロム』(2020)のキーガン=マイケル・キーが務めるほか、新キャラクターのソフィア・ザ・シーガル(Sofia the Seagull)という役で、「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」(1999-2007)のロレイン・ブラッコが起用された。
脚本は、ゼメキス監督と共同で、『シンデレラ』(2015)『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)のクリス・ワイツが執筆。製作総指揮は『キャスト・アウェイ』(2000)『フライト』(2012)など、ゼメキス監督作品を手掛けるジャック・ラプケが務める。ほか、製作にはワイツはじめ、「フェアウェル」(2019)のアンドリュー・ミアノが就任している。ディズニー・プラス(Disney+)で配信予定だ。
Source: Deadline