ブラッド・ピット、「ライアン・レイノルズに呼ばれたから」『デッドプール2』に出演 ─ 「今までで一番楽だった」

元20世紀FOX製作によるマーベル映画『デッドプール』シリーズは、ライアン・レイノルズ演じる“お喋りな傭兵”こと俺ちゃんデッドプール/ウェイド・ウィルソンの減らず口や下ネタ満載のジョーク、軽快なアクションが見どころの作品。特に続編『デッドプール2』(2018)は、本編の随所に登場する豪華カメオ出演者も見逃せない。その一人であるブラッド・ピットが、瞬きしたら終わってしまうシーンの出演にOKした理由を語っている。

『デッドプール2』には、デッドプール率いる「Xフォース」のメンバーの一人として透明人間のバニッシャーが登場。デッドプールが企てたミッションを遂行するために、メンバーが飛行機から続々とパラシュートで飛び降りるも、地を踏む前にバニッシャーは呆気なく電線に引っかかって感電死。その瞬間にバニッシャーの人間としての姿が見えるのだが、それを演じたのがピットである。
英BBC Radio 1のインタビューに応えたピットが、まさに電光のごとく一瞬で終わったカメオ出演について訊かれ、「撮影がどんな感じだったかって?今まで一番楽だったよ」と回答。「デイヴ(監督のデヴィッド・リーチ)は旧友で、『ファイト・クラブ』から2004年頃まで僕のスタンドダブルだったんです。それから彼は本当に優れた監督になって、それって珍しいし稀だよね」と続け、「ライアン(・レイノルズ)が電話してきて、“いいよ”という感じでした」とコメント。旧知の仲であるリーチが監督する映画への出演をレイノルズから依頼され、あまり深く考えることなくアッサリとOKしたようだ。
ちなみに2018年のインタビューでは、共同脚本家のレット・リースはピットが出演を決めた理由について、ピットの子どもたちが第1作『デッドプール』(2016)を好きだったからだとも明かしていた。また、上述でピットが「今までで一番楽だった」と述べたように、その撮影時間は1時間半(レット談)とも、7分(ライアン談)とも言われている。
なお、ディズニーの20世紀FOX買収により、ついにデッドプールがマーベル・シネマティック・ユニバースに参戦する。第3作の監督には、『フリー・ガイ』(2021)『アダム&アダム』(2022)でレイノルズとタッグを組んだショーン・レヴィが就任し、シリーズ前2作のリース&ポール・ワーニックが脚本でカムバック。第2作のように、最新作にも豪華なカメオキャストが登場するか期待しながら待ちたい。
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Source:BBC Radio 1