『パーシー・ジャクソン』新ドラマがディズニープラスで正式始動、『アリス・イン・ワンダーランド』監督が参加へ
ディズニープラス(Disney+)にて新たに蘇るドラマ版「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」が遂に本格始動だ。原作者のリック・ライアダンが、ドラマ「Percy Jackson and the Olympians(原題)」として米ディズニーより企画が正式に発注されたことを発表した。
ベストセラー小説『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』は、2010と2013年に映画2部作が公開。このたびのドラマ企画制作は、2020年5月に発表されていた。以降、脚本を手掛けるライアダンは、「See 〜暗闇の世界〜」(2019-)などのジョン・スタインバーグと共に執筆作業にあたっており、正式に発注されていない段階で行われていたディズニー社の幹部との会議の順調ぶりを報告してもいた。
本シリーズの正式始動と共に、パイロット版の監督も発表され、『ザ・マペッツ』シリーズや『アリス・イン・ワンダーランド〜時間の旅〜』(2016)などで知られるジェームズ・ボビン監督に決定した。ライアダンは動画の中で、「ジェームズは本当にすごい人で、監督としての才能にあふれている」と絶賛。さらに、「ジェームズは『パーシー・ジャクソン』の本をとても良く理解していて、彼の子どもたちも本が大好きみたいで、とにかくとても仲良くやっています」とボビン監督の起用にご満悦のようだ。
気になるキャスティングについては現在も進行中とのこと。2022年夏の撮影開始が見込まれているという。ちなみに、映画版でパーシー・ジャクソン役を演じたローガン・ラーマンは、ドラマでの再演の可能性について前向きな姿勢を示していた。