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『猿の惑星』新作が企画中、『メイズ・ランナー』ウェス・ボール監督が就任 ─ ディズニー、フォックスの名作を初めて再起動

©2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

20世紀フォックスを代表する映画シリーズ、『猿の惑星』の新作企画が進行していることがわかった

The Hollywood Reporterによると、『猿の惑星』新作には『メイズ・ランナー』シリーズのウェス・ボールが監督として就任。ウォルト・ディズニー・カンパニーが20世紀フォックスを買収したのち、フォックスの有名タイトルを再び始動させるのは初めてとなる。なお、シリーズの過去作品から繋がる作品となるのか、再びリブートが行われるのかは不明。監督に起用されたボールは、Twitterにて声明を発表している。


「『猿の惑星』について言えるのは、僕がオリジナル3部作を観て育ち、もちろん前回の3部作も大好きだということです。これまでの作品に敬意を払いつつ、特別なものが作れると感じたら、それをやることになるでしょう。このシリーズに最高の新章を加えるべく、作業を進めているところです。」

1968年に誕生した『猿の惑星』は、フランスの作家ピエール・ブールの同名SF小説を映画化したもの。宇宙飛行士テイラー(チャールストン・ヘストン)らが未知の惑星で高度な知性を持つ猿たちと出会う物語は、最後に自由の女神を前にテイラーが愕然とする、いまや有名すぎるどんでん返しで幕を閉じる。その後、1973年までにシリーズ全5作が製作されたのち、2001年にはティム・バートン監督による再創造版『PLANET OF THE APES/猿の惑星』も公開された。

その後、20世紀フォックスは、『猿の惑星・征服』(1972)に登場した猿のシーザーに焦点を当てたリブート版を製作。2011年に『猿の惑星:創世記』、2014年に『猿の惑星:新世紀』、2017年に『猿の惑星:聖戦記』が公開された。ルパート・ワイアット(第1作)、マット・リーヴス(第2作・第3作)という気鋭が手がけた3部作は、アンディ・サーキスがモーションキャプチャーで演じたシーザー役をはじめ、優れたテーマ性とストーリーテリング、卓越した映像表現で高い評価を得ている。

『メイズ・ランナー』3部作をヒットに導いたウェス・ボールは、同名グラフィックノベルを実写映画化する『マウスガード(原題:Mouse Guard)』を20世紀フォックスにて進行しており、アンディ・サーキスやイドリス・エルバらが出演する方針で撮影準備が行われていた。ところがディズニーによる買収後、撮影直前に企画の中止が決定。『マウスガード』では、『猿の惑星』と同じくモーションキャプチャーでネズミたちの世界が表現される予定だった。このたび『猿の惑星』新作にボール監督が起用されたのは、そのビジョンや能力を高く評価された結果とみられる。

アンディ・サーキス、『ヴェノム』続編手がける

Sources: THR, Variety

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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