全ては『インフィニティ・ウォー』につながる!マーベル映画に登場するインフィニティ・ストーンのひとつ、『パワー・ストーン』とは
マーベル・シネマティック・ユニバースでは、様々な形でインフィニティ・ストーンが登場することは、ファンならばご存知だろう。『アベンジャーズ』シリーズの次回作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(原題:Avengers: Infinity War)』の情報が錯綜している現在ではあるが、マーベル・シネマティック・ユニバースの世界を、合計6つのインフィニティ・ストーンで振り返ってみよう。
前回はエーテルに格納されている「リアリティ・ストーン」をご紹介した。第3回目の今回は「パワー・ストーン」に注目してみよう。
パワー・ストーンとオーブ

パワー・ストーンは『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』に登場したオーブに内包されている。物語はスターロードがオーブを古代遺跡から盗み出すところから始まる。ロナンの手下に追われるも、なんとか宇宙船”ミラノ”で脱出する。スターロードを追っかけてきたガモーラに捕まりそうになり、ロケットやグルートと一緒に刑務所に入れられしまう。そこで出会ったドラックスとともに、オーブを高額で売るためにコレクターのもとに向かう。そこで、オーブが古代から存在する危険な力であることを認識したガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーの5人はノヴァ・コープスへ引き渡し、安全に保管してもらおうとする。

しかしオーブは、コレクターがいたノーウェアでロナンに奪われてしまう。ロナンはこのオーブの中のパワー・ストーンを使いこなし、ザンダー星を破壊しようとする。生身の人間がパワー・ストーンを掴んだら死んでしまうと言われてたが、最後にはスターロードがロナンからパワー・ストーンを素手で奪回。その膨大な力を仲間と一緒に制御し、ロナンを倒す。その後、安全に保管されることを祈り、ノヴァ・コープスに授けるのだった。

なお、オーブは英語で“Orb”と綴られる。これは4次元キューブ(“Tesseract”)、エーテル(”Aether”)につづき、ほかのストーンが格納されたアイテムの頭文字と合わせると『インフィニティ・ウォー』のヴィランであるサノス(=Thanos)の頭文字を構成するものである。
原作におけるパワー・ストーン
原作においてインフィニティ・ストーンは「インフィニティ・ジェム」と呼ばれており、したがってパワー・ストーンも「パワー・ジェム」とされている。映画では紫色のアイテムだが、原作では赤色で、力やエネルギーを増加させる能力を持つ。かつてアイアンマンやMr.ファンタスティックが組織していた極秘チーム「イルミナティ」がインフィニティ・ジェムを持っていた際は、サブマリナーという人間と魚人のハーフのヒーローによって管理されていた。
『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』では、ロナンのハンマーに貼付けることでロナンの力を強大化していた。『インフィニティ・ウォー』では、サノスがこのストーンで自分の腕力を強化し、ヒーローたちを苦しめるものと予想できる。果たしてキャプテンのシールドはサノスのパンチを防げるのか。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年5月4日全米公開予定。
Eyecatch Image:http://collider.com/guardians-of-the-galaxy-review/