DC映画『ウォッチメン』ナイトオウル役俳優、ドラマ版にも出演希望!「映画の撮影は本当に楽しかった」

ザック・スナイダー監督による映画『ウォッチメン』(2009)は、アラン・ムーア原作、デイヴ・ギボンズ作画による傑作コミックの実写化作品だ。当時からあらゆる意味で賛否両論、しかし現在に至るまでヒーロー映画の記念碑的作品としても語られるこの映画でダニエル・ドライバーグ/ナイトオウルII世役を演じたのが俳優パトリック・ウィルソンだった。
現在、コミック『ウォッチメン』は米HBO局にて新たにドラマシリーズ化の計画が進められている。脚本・プロデュースなど製作を統括するショーランナーには、ドラマ『LOST』(2004-2010)を手がけたデイモン・リンデロフ氏が起用された。
実写映画版の公開から9年が経とうとしている現在、パトリックは、『ウォッチメン』ドラマ版でのナイトオウルII世役再演を希望している。
パトリック・ウィルソン「映画の撮影は本当に楽しかった」
英Yahoo! MOVIESの取材に対して、パトリックは『ウォッチメン』撮影当時の思いや、ドラマ版への期待を口にしている。インタビュアーに「ドラマ版にもし関われるとしたら?」と尋ねられた彼は、「想像できないな」と前置きしてから、このように語ったのだ。
「出演の話は一切ないですよ。僕たち(編注:映画版)とはできるだけ距離を置きたい、と思われてるのも理解してます。でも、僕はデイモン・リンデロフが大好きで。彼らがどんなことをするのか、見るのがすごく楽しみなんです。
あの映画を撮るのは本当に楽しかったですね、もっとあそこにいたいと思ってました。もう一度、ダン(ダニエル)を演じたいですね。今ではみんな、役柄にふさわしい年齢になってますよ!」
インタビューの最後に、パトリックは「またやりたいんですけど、話がありませんからね。みなさんと同じで、僕も一人のファンなんですよ」とコメントしている。どうやらパトリックにとって、映画『ウォッチメン』は特別な思い出になっているようだ。
ドラマ版『ウォッチメン』の製作は2017年9月にスタートしており、ドクター・マンハッタン役をジョン・シナが演じるのではないかともいわれているが、具体的な情報は一切明らかになっていない。この発言をきっかけに、映画版のキャストがカムバックしても面白そうだが……。
なおパトリックは、近年になって再びDCコミックス作品との縁が深まりつつあり、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)には大統領役で声の出演を果たしているほか、2018年12月に米国公開される『アクアマン(原題:Aquaman)』ではヴィランのオーシャンマスター役を務めている。久々のヒーロー映画、その活躍をぜひ見届けよう。
Source: https://uk.movies.yahoo.com/commuter-interview-patrick-wilson-wants-reprise-watchmen-role-exclusive-122639475.html
Eyecatch Image: Photo by Tristan Bowersox ( https://www.flickr.com/photos/9516941@N08/3944029615 )