サム・ライミ、『スパイダーマン4』実現するには「ピーター・パーカーの成長を真剣に考えなければ」

トビー・マグワイア主演『スパイダーマン』3部作のサム・ライミが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』で監督を務めるのではないかとの噂と、『スパイダーマン4』でマグワイアと再タッグを組む可能性に言及した。
『アベンジャーズ』シリーズの第6弾『シークレット・ウォーズ』の監督就任の噂がささやかれるライミは、コミック映画ファンの間で、“ぜひメガホンを取ってほしい”との声が絶えない存在。現時点で同作の監督が決まっておらず、以前ライミは関与を否定しながら「依頼があることを願っています」と意欲を見せていた。
どうやら今も、その状況に大きな変化はない模様。米The Wrapのインタビューでは、『シークレット・ウォーズ』について質問されると「何の計画もありませんよ。だけど、ぜひやりたいですね!」と答え、再び関与を否定。もっとも、その前向きな姿勢を崩していない。
ライミをめぐる噂といえば、トビー・マグワイア主演『スパイダーマン4』が実現するのではないかという話題もいまだ根強い。しかし、ライミ自身はこちらについても「そういう話は聞いていないですね」と以前否定していた。現時点で、自らの中にも特別な構想はないようだ。
「キャラクター(ピーター・パーカー)が次に何を学ぶのかを理解しなければいけません。もし『スパイダーマン』の4作目を作るなら、トビーや脚本家と話し合い、そのエピソードにおいて、彼が人としてどう成長するのかを真剣に考えなければならないんです。トビーのキャラクターがどんな旅をして、個人的な成長を遂げるために、どんな障害を乗り越えなければならないのか。ヴィランも、その障害の内容に基づいて選ばれるといいですね」
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)でスーパーヒーロー映画に復帰し、現在も再登板が期待されるライミ。『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』の就任なるか、あるいは『スパイダーマン4』でマグワイアとの再タッグは実現するか……。今のところは噂にすぎないものの、新たな情報を待ちたい。
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Source: The Wrap