ティモシー・シャラメ&エル・ファニング主演『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』公開決定 ─ ウディ・アレン最新作、ジュード・ロウ&ディエゴ・ルナも

巨匠ウディ・アレン監督最新作、ティモシー・シャラメ&エル・ファニング主演『A Rainy Day in New York(原題)』が、邦題『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』として、2020年夏に全国公開されることが決定。このたび、海外版予告編と場面写真13枚が一挙到着した。
『君の名前で僕を呼んで』(2017)のティモシー・シャラメ、『マレフィセント』シリーズのエル・ファニング、歌姫セレーナ・ゴメス。現代を代表する人気俳優が集結した『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』は、ニューヨークの街で運命のいたずらに翻弄される男女を描くロマンチック・コメディだ。共演者にも『シャーロック・ホームズ』シリーズのジュード・ロウ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)ディエゴ・ルナ、『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)リーヴ・シュレイバーという豪華キャストが揃った。
大学生のカップル、ギャツビー(ティモシー・シャラメ)とアシュレー(エル・ファニング)は、ニューヨークでロマンチックな週末を過ごそうとしていた。きっかけは、アシュレーが学校の課題で、有名な映画監督ローランド・ポラード(リーヴ・シュレイバー)にマンハッタンでインタビューする機会に恵まれたこと。生粋のニューヨーカーであるギャッツビーは、アリゾナ生まれのアシュレーに街を案内したくてたまらない。ギャツビーは自分好みのクラシックなスポットを巡る計画を練っていたが、2人の計画はまたたく間に狂い始め、思いもしない出来事が次々と起こるのだった。

予告編では、アシュレーがポラードに誘われるまま、きらびやかな世界へと足を踏み入れていき、ギャツビーとの約束をキャンセルする様子が捉えられている。脚本家のテッド・ダヴィドフ(ジュード・ロウ)、人気俳優フランシスコ・ヴェガ(ディエゴ・ルナ)たちとアシュレーが出会っていく中、ドタキャンされたギャツビーは、学生映画を撮影している旧友に偶然再会。元恋人の妹であるチャン(セレーナ・ゴメス)とのキスシーンにエキストラとして参加し、熱い口づけを交わしてしまう。まったく計画通りにいかない週末に、若者たちの恋はどんな結末を迎えるのか……。

近年は『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)『マジック・イン・ムーンライト』(2014)で知られるウディ・アレンは、『マンハッタン』(1977)や『アニー・ホール』(1979)『カフェ・ソサエティ』(2016)『女と男の観覧車』(2017)など、ニューヨークを描く数多の作品を発表してきた。監督自身が「こういうクラシックなラブストーリーが、昔から僕は大好きなんです」と語る本作にも、メトロポリタン美術館やセントラル・パーク、カーライルホテルといった名所が登場。『カフェ・ソサエティ』『女と男の観覧車』に続いてのタッグとなる撮影監督ヴィットリオ・ストラーロによる美しい映像を、ジャズピアノと雨音が彩る。
なお本作は、もともと2018年に北米公開予定だったが、「#MeToo」ムーブメントの影響で公開中止となっていた。その後、2019年初夏からポーランドなどヨーロッパ各国で公開され、ついにファン待望の日本公開が実現する。
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映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』は2020年夏、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開。