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マイケル・ダグラス&クリストフ・ヴァルツ激突「レーガン&ゴルバチョフ」製作決定 ─ 米ソ首脳会談、冷戦終結への運命の48時間

マイケル・ダグラス クリストフ・ヴァルツ
Georges Biard https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Michael_Douglas_C%C3%A9sar_2016_3.jpg | Manfred Werner (Tsui) - CC by-sa 4.0 https://en.wikipedia.org/wiki/File:Christoph_Waltz_Viennale_2017_f.jpg | Remixed by THE RIVER

ハリウッドの重鎮マイケル・ダグラスが第40代アメリカ大統領ロナルド・レーガンを、『イングロリアス・バスターズ』(2009)などの名優クリストフ・ヴァルツが第7代ソビエト連邦最高指導者ミハイル・ゴルバチョフを演じる、実話ドラマ「レーガン&ゴルバチョフ(原題:Reagan & Gorbachev)」が製作される。米Deadlineが報じた。

原作はレーガン大統領のもとで軍縮交渉にあたったケネス・エーデルマン氏によるノンフィクション『Reagan at Reykjavik: Forty-Eight Hours That Ended the Cold War(原題)』。1986年にアイスランドの首都レイキャビクで行われた、レーガンとゴルバチョフによる米ソ首脳会談を描く物語となる。当時、冷戦下にあった米国とソ連の首脳ふたりは、ひとまず未来についてのごく短い会談を実施する予定だった。しかし48時間に及ぶ話し合いは、米国の戦略防衛構想(スター・ウォーズ計画)や核兵器の完全排除の可能性など、国際問題の本丸に踏み込んでいく。歴史を変えた週末に、いったい何が起こっていたのか。レーガン大統領の右腕だったケネス氏の視点から、レーガンの人物像にいたるまで丹念に描き出される。

本作は1シーズンかぎりのリミテッドシリーズとなり、監督には「ハウス・オブ・カード 野望の階段」(2013-2018)のエピソード監督を務めたジェームズ・フォーリーが就任。脚本は新鋭B・ガリダ、製作総指揮には『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)のユーチ・フォン・リンテルのほか、ダグラス、ヴァルツ、フォーリーも名を連ねた。製作は米パラマウント・テレビジョンで、放送局やストリーミングサービスへの権利の販売がまもなくスタートする見込みだ。まずはダグラス&ヴァルツによる極上の演技対決に期待しよう。

マイケル・ダグラス、『アントマン』も控える

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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