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【ネタバレ】『ブラック・ウィドウ』レッド・ガーディアン、「ホークアイがナターシャを崖から落とした」復讐案をデヴィッド・ハーバーが語る

ブラック・ウィドウ
(c)Marvel Studios 2021

この記事には、映画『ブラック・ウィドウ』のネタバレが含まれています。

ブラック・ウィドウ
(c)Marvel Studios 2021

映画『ブラック・ウィドウ』でタスクマスターやドレイコフを破り、レッドルームを崩壊させた後、レッド・ガーディアン/アレクセイはどうなったのだろうか?これはあくまでも演じたデヴィッド・ハーバーの考えであるが、本人は「アイデアがふたつあるんです」と米Insiderに話している。

「ひとつは、レッド・ガーディアンの全盛期を見ること」とハーバー。「これは僕にとっても面白そうです」とハーバーが言うように、たしかに1990年代(あるいはそれ以前)に戻って、若き日のアレクセイを描くとなれば、デヴィッド・ハーバーとしてもディエイジング(CGによる若返り)を行う、面白い製作になるだろう。そうなれば、本当にレッド・ガーディアンはキャプテン・アメリカと戦ったのか、という謎も明かされるかもしれない。

「そしてもうひとつの方は」とハーバーが語ったのは、『ブラック・ウィドウ』のその後の展開を想像するものだ。「彼は、ナターシャはホークアイと共に崖にいて、“ホークアイがナターシャを突き落とした”というバージョンの話を聞くんです。その瞬間、レッド・ガーディアンはかつての男に戻る。そして娘のかたきを討とうとする、ということです。これも是非演じてみたいですね」。

これはかなり興味深い設定だ。たしかにナターシャの最期は、事実上ホークアイ/クリント・バートンしか知らない。それに、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)では、仲間のもとに戻ったクリントがナターシャの死をどのように説明したか、詳しくは描かれていないのだ。ナターシャの最期は、クリントからアベンジャーズへ、アベンジャーズから世間へ、人から人へと語り継がれる中で、一部で尾ひれがついた話になっていもおかしくない。「クリントがナターシャを突き落として殺した」という誤解が広がっているという線も、じゅうぶんに有り得そうだ。

ハーバーの言うように、その誤った逸話をアレクセイが聞いたとしたら?キャプテン・アメリカにでさえ異様な執念を燃やしていたアレクセイの性格だから、間違いなく復讐の鬼と化して、ホークアイを地獄の果てまでも追い詰めるだろう。『ブラック・ウィドウ』ポスト・クレジット・シーンでの、エレーナとヴァレンティーナのやりとりにも繋がりうる。

『ブラック・ウィドウ』は2021年7月8日(木)映画館 & 7月9日(金)ディズニープラス プレミア アクセス公開。※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。