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【インタビュー】『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』サングラスなしのウェスカー「人間らしくできる」─ 『バイオ4』ファンのレオン役俳優

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ

バイオハザード』ゲームシリーズの原点を描く新たな映画、『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』が間もなく日本に上陸する。

オリジナルゲームを忠実に映画化した本作の舞台は、アンブレラ社の拠点がある街、ラクーンシティ。T-ウィルスによりラクーンシティが爆心地と化し、クレア&クリス・レッドフィールドらがアンブレラ社の秘密の人体実験に迫っていく。ふたりのほかには、ジル・バレンタインやアルバート・ウェスカー、レオン・S・ケネディらゲームのメインキャラクターたちのほか、あのリサ・トレヴァーまでが登場する。一体、どんな戦慄の物語が待ち構えているのか……。

ゲームのメインキャラクターのひとりであるレオンとしてキャスティングされたアヴァン・ジョーギアは、シットコム「ビクトリアス」(2010-2013)をはじめ、ドラマ「ねじれた疑惑」(2013-2014)、『ゾンビランド:ダブルタップ』(2019)などで知られる俳優だ。そしてシリーズのダークヒーローであるウェスカーは、「アンブレラ・アカデミー」(2019-)などのトム・ホッパーが演じた。この度、THE RIVERはふたりのグローバルジャケットに参加する機会に恵まれた。

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『バイオハザード』ゲームへの思い

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
(L to R) Tom Hopper, Chad Rook, Hannah John-Kamen, Robbie Amell in Screen Gems RESIDENT EVIL WELCOME TO RACCOON CITY

──キャスティングされたときの感想を教えてください。

トム・ホッパー:リサーチを始めると、このシリーズがどれだけ多くの方々にとって大切な存在なのかがわかってきます。僕自身もまた、1作目からシリーズのファンでしたから。だから最初の反応は、“仕事に取り掛かろう”でした。YouTubeの動画を見たり、ゲームをプレイしたりしました。ヨハネス監督に役作りについて相談したところ、“ゲームをプレイしてください”と言われたんです。僕は言われた通りゲームをプレイすることにしたのですが、宿題としては簡単でしたね。

アヴァン・ジョーギア:同じです。“仕事に取り掛かろう。ソファーでゲームをプレイしよう”みたいな。

──『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』のもとにもなったゲーム『バイオハザード2』のメインキャラクターのひとり、レオンを演じる上で意識したことはありますか?

アヴァン・ジョーギア:レオンはファンにとってだけでなく、僕にとっても思い入れのあるキャラクターです。スクリーンでレオンを演じる前に、何百時間に渡りレオンとしてプレイしてきましたから。『バイオハザード4』は何百時間以上も遊びました。だから、大きな責任を背負いながらも、愛着があるキャラクターだったわけです。まずはゲームに立ち返り、レオンの動きを研究することにました。それから、ヨハネス監督が脚本に記したものを参考にしながら、組み合わせていきましたよ。

──『バイオハザード2』でのレオンといえば、彼女に振られてしまい、やけ酒して勤務初日から遅刻するという背景がありましたが、映画版では描かれませんでした。こちらについてはいかがでしょうか? ※『バイオハザードRE:2』では同設定はない。

しっかりと二日酔いはしています。この映画の草案には、彼が恋人と別れる展開があったような気がします。それでも僕が思うには、上映時間の関係で、レオンの過去についてひとつひとつ探っていくことは不可能だと思います。ただ、描かれていないだけで、その背景が残っている可能性はありうるかもしれませんね。

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
(LtoR) Avan Jogia and Kaya Scodelario in Screen Gems RESIDENT EVIL WELCOME TO RACCOON CITY

──『バイオハザード』『バイオハザード2』を組み合わせたこの映画で、リサーチのためにゲームに立ち返ったとのことですが、撮影中においてもその存在は大きかったのでしょうか?

Writer

Minami
Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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