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ブレイク・ライブリー主演、復讐スリラー『リズム・セクション』米国版新予告編 ─ ジュード・ロウ出演、ハードでスタイリッシュな注目作

https://www.youtube.com/watch?v=yF4KFWpq2TI

『ロスト・バケーション』(2016)『シンプル・フェイバー』(2018)のブレイク・ライヴリー、『シャーロック・ホームズ』シリーズや『キャプテン・マーベル』(2019)のジュード・ロウ出演による復讐スリラー映画、『リズム・セクション(原題:The Rhythm Section)』の米国版新予告編が公開された。「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(2017-)のリード・モラーノ監督が手がける、硬派でスタイリッシュな一作だ。

本作『リズム・セクション』は、小説家マーク・バーネルの同名小説(邦題『堕天使の報復』二見文庫)を原作者自らの脚本で映画化したもの。ライブリー演じるステファニー・パトリックは、3年前の飛行機事故で家族を失った。しかし、ある男が現れて、事故は何者かによって仕掛けられていたことが告げられる。「私は家族を3年前に失った。殺されたんだ。もう私には何もない。やった奴らを見つけて、最後の一人まで殺す。あなたの助けが必要」。ステファニーが頼ったのは、ジュード演じる男イアン・ボイドだ。

「ストップ。パニックになるな、落ち着け。穏やかに」。銃撃の訓練で、イアンはステファニーに言う。「俺を撃て」。防弾チョッキの胸を叩いて「ここを狙え」と言うと、イアンはこう語りかけるのだった。「自分の中にいるリズム隊をコントロールしないと。自分の心臓をドラム、呼吸をベースだと思え」。思い切って引き金を引くと、弾はイアンの胸より少し上に当たった。「これは簡単だ」「難しいのは?」「生きてる奴にやることだ」。

ステファニーはさまざまな変装に身を包み、他人のふりをして復讐に挑んでいく。殺しに手を染めていくステファニーの前に現れたのは、「THIS IS US」(2016-)『ブラックパンサー』(2018)のスターリング・K・ブラウン演じるマーク・セラだ。「大勢が君は死んだと思ってる」「よく言われる」。激しい戦いに身を投じ、ステファニーは家族の仇を討つことができるのか。ステファニーの「心臓はドラム、呼吸はベースだと思え……」という声が響く。

モラーノ監督は、『フローズン・リバー』(2008)や『最高の人生のはじめ方』(2012)などで撮影監督としてキャリアをスタートさせ、本作が『ミッシング・サン』(2015)『孤独なふりした世界で』(2018)に続く長編映画3作目。本作では撮影監督を『それでも、夜は明ける』(2013)のショーン・ボビットに委ねた。プロデューサーは『007』シリーズのバーバラ・ブロッコリ&マイケル・G・ウィルソンが務めている。

映画『リズム・セクション(邦題未定、原題:The Rhythm Section)』は2020年1月31日米国公開予定

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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。