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『最後のジェダイ』監督、スター・ウォーズ『ハン・ソロ』を賞賛!予告編の公開受けて「もっと観てもらうのが楽しみ」

ライアン・ジョンソン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/6855052782/

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)を手がけたライアン・ジョンソン監督が、シリーズのスピンオフ映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に賞賛を贈った。

2018年2月、『最後のジェダイ』は米AARPマガジン主催「大人のための映画賞(AARP Movies for Grownup Awards)』で最優秀作品賞を受賞。その授賞式が『ハン・ソロ』の特報映像が公開された直後に開かれたことから、ライアン監督は「予告映像が公開されることは知ってたんですか?」と尋ねられている。

Comicbook.comが聞き出した発言から察するに、どうやらライアン監督は『ハン・ソロ』の予告映像だけでなく、おそらく本編に関するなんらかの映像を観ているようだ。

「(映像が)公開されるのは知ってました。でも、僕も何回も(再生ボタンを)クリックして、“すごい、すごい!”って観てましたよ。とても美しいですよね。
あの映画を、みなさんにもっと観てもらうのが楽しみですすごく楽しくて、愉快なんですよ。出演者にも非常にカリスマ性があって。全員が素晴らしい仕事をしたと思います。」

もちろん、ルーカスフィルムがライアン監督に『ハン・ソロ』の内容を先んじて見せていてもまったく不思議ではない。ライアン監督は現在、『エピソード9(仮題)』以降に製作される新3部作の第1弾を手がけることになっているのだ。いまや彼はジョージ・ルーカスに次ぐ、J・J・エイブラムスと並んで重要な存在といえるだろう。もっとも逆に言えば、そんなライアン監督が『ハン・ソロ』に、大先輩ロン・ハワード監督の仕事にポジティブでないメッセージを語るはずがないのだが……。

若き日のハン・ソロによる冒険譚を描く『ハン・ソロ』は、銀河の裏社会を舞台に、「西部劇とフィルム・ノワールを融合させ、オフビートなユーモアを詰め込んだ」作品なっているという。『スター・ウォーズ』シリーズの重鎮、ローレンス・カスダンらによるストーリーテリングはもちろんのこと、その軽快なテイストにも期待したい。ちなみにロン監督は、残念ながらプロジェクトを離脱したフィル・ロード&クリス・ミラーの痕跡も「あちこちにある」と述べている

映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は2018年6月29日より全国ロードショー
出演はオールデン・エアエンライク、エミリア・クラーク、ドナルド・グローバー、ウディ・ハレルソン、ポール・ベタニーほか。

Sources: http://comicbook.com/2018/02/27/solo-a-star-wars-story-rian-johnson/
https://screenrant.com/last-jedi-director-praises-han-solo-movie-star-wars-rian-johnson/
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/6855052782/

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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