ガイ・リッチー、今度は戦場アクション ─ ジェイク・ギレンホール主演、友情かけてアフガニスタンの戦地へ

『スナッチ』(2000)や『シャーロック・ホームズ』シリーズなどのガイ・リッチー監督、次の舞台は戦場だ。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)などのジェイク・ギレンホールと初タッグを組むと報じられた新作映画の詳細が米Deadlineより伝えられている。
タイトルは『The Interpreter(原題)』で、通訳者という意味だ。ギレンホール演じる主人公ジョン・キンリー軍曹は最後の任務として、地元通訳のアーメドとともにアフガニスタンの調査にあたる。しかし、パトロール中に部隊が待ち伏せ奇襲に遭い、キンリーとアーメドのみが生き残ることとなる。敵に追われながら、アーメドは負傷したキンリーを安全地帯まで命賭けで運ぶ。
アメリカ本土に戻ったキンリーは、アーメドと彼の家族が約束されていたはずのアメリカへ入国できていないことを知る。友を守り、恩を返す為、キンリーは再び戦地に舞い戻り、地元の軍より先にアーメドと家族のもとにたどり着こうとする。
直近作『キャッシュトラック』ではジェイソン・ステイサムを主演に迎えて骨太なアクション・スリラーに挑んだガイ・リッチー監督。THE RIVERでのインタビューでも新しいジャンルへの挑戦を続けたいという信条を語っていた監督は、今作でミリタリー・アクションの新境地を切り開くこととなりそうだ。
主要撮影は2022年1月よりスペインで開始予定。リッチーは脚本も務めるとされる。
Source:Deadline