ドラマ版「ジャック・リーチャー」主演、映画版の主演トム・クルーズに感謝の手紙を書いたが本人には届かなかった

英作家リー・チャイルドによる人気小説シリーズのドラマ版「ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~ 」(2022‐)に主演するアラン・リッチソンが、映画版2作に主演したトム・クルーズに手紙を執筆したそうだが、残念ながら本人には届けられなかったそうだ。
小説シリーズのジャック・リーチャーは、身長が2メートル近くで体重が100キロを超える巨漢として描かれている。ところが、映画版である『アウトロー』(2012)『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』(2016)に主演したトムの身長は172センチと小柄なため、しばしばファンから「小説のイメージと違う」と不満の声が上がっていた。
そんなファンの声を耳にした原作者のチャイルドは、小説に忠実なキャスティングでドラマ版をリブートするべく、身長188センチ・体重90キロのリッチソンを主役に起用。まるで格闘家のような屈強な肉体を誇るリッチソンは米番組「Jimmy Kimmel Live」にて、司会者に「ジャック・リーチャーを演じるにあたり、トムに連絡を取ったのですか?」と質問されると、「トムに手紙を書きました。心を込めた手紙をしたためたんです」と明かした。
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リッチソンは、トムの容姿が小説のリーチャーと違うこと理由に批判されていたと説明した後、トムのおかげで多くの人がドラマシリーズに注目してくれ、トムの存在なしに今の成功なかったとの思いを述べている。「だから感謝の気持ちから、愛情と心を込めた1ページ分の手紙を書いて、スカイダンスで彼のパートナーであるドン・グレンジャーに渡したんです。僕の上司で、スカイダンスでドラマシリーズをプロデュースしている人です」と振り返った。
リッチソンはグレンジャーに、「僕は、この手紙を彼に渡すべきだと思うんです。彼がバトンを渡して、祝福して下さったことに感謝していると知ってほしいんです」と伝えたが、グレンジャーは「手紙を渡すつもりはないし、酷い考えだよ。彼は前へ進んだから気にしてないし、君も前進すべきだろう」と反応。リッチソンは、「自分の気持ちを手紙に書いたのに、手紙はトムに届きませんでした」と経緯を語った。
司会者に、「それでは、この場でトムに気持ちを伝えてはどうですか」と提案されたリッチソンはカメラに向かい、リーチャー役のバトンを渡してくれたこと、トムのおかげで番組が注目されたことを感謝しているとのメッセージを発信している。
なお、小説のイメージそのままのリッチソン演じるリーチャーは好評を博しており、シーズン1の配信直後にシーズン2へ更新が決定し、シーズン2の配信開始前にシーズン3の製作が発表された。「ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~ 」シーズン2はPrime Videoにて配信中。
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Source:@Jimmy Kimmel Live