マーゴット・ロビー、初めて『バービー』の脚本を読んだ時「日の目を見ることはない」と思っていた

バービー人形の実写映画版『バービー』で主演を務めるマーゴット・ロビーが、本作の脚本を初めて読んだ際のリアクションを明かしている。その当時は、スタジオが映画化を許可するとは思っていなかったようだ。
BAFTAの公式Instagramは、ロビーとのインタビュー動画の一部を公開。その中でロビーは、「バービーの脚本を初めて読んだ時、私のリアクションは、‟ああ!これはとても素晴らしい。日の目を見ることがないのは残念。彼ら(スタジオ)は絶対この映画を作らせてくれないだろうから”でした」とコメントしている。「でも、彼らは実現してくれました」。
脚本の内容は謎に包まれており、ロビーもこれ以上話すことはできないようだ。インタビュアーがさらなる詳細を探ろうとすると、ロビーは「言えません」と口をチャックする仕草を見せた。
本作の脚本を手掛けたのは、『レディ・バード』(2017)のグレタ・ガーウィグと、『イカとクジラ』(2005)『マリッジ・ストーリー』(2019)などのノア・バームバック。アカデミー脚本賞受賞のパートナー同士が共同執筆したとあり、想像の斜め上を行く内容であることは間違いないだろう。
なお2022年11月、ガーウィグは本作について「“なんでもあり”だったから怖かった。どうやって始めよう、どんな物語にしようかって」と語っていた。「それでも“怖い”と思えるのは本当にいいこと。“これでキャリアが終わるかも”というものこそ、自分がやるべきだと思うから」。
主演はロビーと、バービーの恋人ケン役を演じる『グレイマン』(2022)ライアン・ゴズリング。そのほか、『ゴーストバスターズ』(2016)のケイト・マッキノン、「セックス・エデュケーション」(2019-)のエマ・マッキー、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のジョン・シナ、そしてシンガーソングライターでファッションモデルのデュア・リパ、さらには『クィーン』(2006)でアカデミー賞主演女優賞に輝いたヘレン・ミレンなど、豪華俳優陣がキャストに名を連ねている。ガーウィグは脚本だけでなく、監督も兼任している。
映画『バービー』は2023年8月11日、日本公開。
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