【特集】『ローグ・ワン』監督のキャラクター論!史上最強のダース・ベイダーは出番少なめ、新ドロイド「K-2SO」はコメディ担当

皆さんが映画ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で最も楽しみにしているのはなんだろうか? ストーリー、映像、ギャレス・エドワーズ監督の世界観、往年の「スター・ウォーズ」らしさ……。どれも非常に真っ当であり、かくいう筆者自身どれも楽しみにしている。

しかし、そんな中でも多くのファンが心待ちにしているのはダース・ベイダーだろう。登場することは早くから判明していたものの、予告編などを観ても、残念ながらその姿をじっくり拝むことはできない。

新映像続々!『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』予告編ラッシュ到来 まとめてチェック!

『ローグ・ワン』の物語は、時系列でいえば『エピソード3/シスの復讐』と『エピソード4/新たなる希望』の間にあたる。つまりアナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダーが暗黒面に落ちた直後、そして師匠のオビ=ワン・ケノービを叩き斬る直前だ。いわば史上もっともキレている最強のベイダーであり、それに期待するなと言うほうが無理な話だが……関係者の証言によると、『ローグ・ワン』でベイダーの出番は少ないという。ど、どういうこと?

監督が語る『ローグ・ワン』のキャラクター論

『ローグ・ワン』は帝国に対する反乱軍のチームが究極兵器デス・スターの設計図を奪おうとする物語だ。主な登場人物はフォースも特殊能力も持たない「名もなき兵士たち」である。ギャレス監督は、本作が新たなキャラクターたちの映画になることを強調している。

「たしかに『ローグ・ワン』はオリジナルのキャラクターに影響を受けている。でもこの映画の中心は新しいキャラだよ。僕らが知りたかったのは、いかに人々が帝国との衝突に日々巻き込まれてきたか、ということだ。ジン・アーソは、かつて自分の身に起きたことが理由で戦いに引きずり込まれる。彼女は兵士になろうとはしてないけど、ただツイてないし、そこから逃れようとするのさ」

http://screenrant.com/star-wars-rogue-one-cast-valene-kane-lyra-erso/

http://screenrant.com/star-wars-rogue-one-cast-valene-kane-lyra-erso/

反乱軍のメンバーが新しい顔ぶれなら、それは帝国軍もまた同様である。『ローグ・ワン』の主な悪役は、デス・スター計画を任されているオーソン・クレニック総督(演じるのはベン・メンデルソーン)で、ダース・ベイダーとは立場がまるで違う人物だ。「名もなき兵士」同士の衝突にベイダーが介入する余地は少なそうだし、ギャレス監督もベイダーは主な悪役ではないと認めている。

『ローグ・ワン』はスター・ウォーズ史上最もリアルな作品に!ヴィランは元労働者階級、監督は苦悩の告白

以前ルーカス・フィルム社長のキャスリーン・ケネディは、「『ローグ・ワン』でダース・ベイダーの出番は控えめになると思う。でも彼は極めて重要な場面で現れるでしょうね」と話していた。もしや映画のクライマックスでは、反乱軍とダース・ベイダーが対面することになるのだろうか?

しかしその場合、反乱軍の「名もなき兵士たち」相手にベイダーが本気を出してくれるかどうかが問題になってくる。直接手を触れることなく相手の首を絞められるベイダーが、兵士相手にライトセーバーを使うだろうか? ちなみにComicbook.comは、この疑問について「反乱軍がブラスターを撃つことがあれば使うはず」と予想しているが、ベイダーがレーザーを弾くためだけにライトセーバーを披露するのももったいない。それならば反乱軍をいとも簡単に追い込み、“どうあがいても勝てない”という絶望を見せつけてくれる方がうれしいが……。

https://www.youtube.com/watch?v=CTl_Tt3dhPw

https://www.youtube.com/watch?v=CTl_Tt3dhPw

ユーモア担当は新ドロイド「K-2SO」!

史上もっともリアルな「スター・ウォーズ」という声も聞かれるだけに、物語の主要人物はみなシリアスな印象だ。主人公のジン・アーソ、反乱軍の将校キャシアン・アンドー(アンドア)、元労働者階級のヴィランであるオーソン・クレニック、そして史上最強のダース・ベイダー……。

しかし「スター・ウォーズ」には、折にふれて物語を彩るユーモラスなキャラクターが登場している。おなじみR2-D2とC-3PO、ハン・ソロの相棒チューバッカ、プリクエル3部作のジャー・ジャー・ビンクスなど。『ローグ・ワン』でそのポジションを務めるのは、もともと帝国軍の監視ドロイドという設定のK-2SOだ。しかし映像を見る限り、この新ドロイド、かなりデキるヤツではなかろうか。

実はこのK-2SO、ギャレス監督お気に入りのキャラだという。モーションキャプチャと声を担当したのは、『ズートピア』でイタチのデューク役を演じるなど、実写・アニメを問わず幅広いキャリアを持つアラン・テュディックだ。ギャレス監督はK-2SOとアランについてこう語る。

「アランは撮影中、(モーションキャプチャ用の)ドットが付いた、かなりヒドい見た目の衣裳を着なきゃいけなかった。しかも超クールな格好の俳優たちに囲まれてて、現場での彼は、いつも自分のことをカッコ悪いと感じてたんだ。だから僕は“アラン、心配しないで。君が出てるシーンは全て君のものになる”って伝えた。僕は正しかったよ。ロボット(K-2SO)を一度重ねただけで、彼は本当に素晴らしかったんだ。たくさんのユーモアを作品に与えてくれた

おそらく本編では、予告編などでは想像もできないような一面を見せてくれるに違いない。

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は2016年12月16日公開

sources: http://comicbook.com/2016/11/18/star-wars-will-darth-vader-use-his-lightsaber-in-rogue-one-/
https://disneyrewards.com/blog/rogue-one-star-wars-story/

About the author

稲垣 貴俊(Takatoshi Inagaki)。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくしてお伝えできればと思っております。

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