『スター・ウォーズ』新映画『ローグ・スコードロン』脚本が完成間近 ─ パティ・ジェンキンス監督が進捗語る

『スター・ウォーズ』の新たな実写映画『スター・ウォーズ:ローグ・スコードロン(原題:Star Wars: Rogue Squadron)』の脚本がまもなく完成となるようだ。
本作は、『ワンダーウーマン』シリーズのパティ・ジェンキンス監督が手がける注目企画で、新世代のファイター・パイロットたちの物語を描く内容。脚本は『ウソから始まる恋と仕事の成功術』(2009)『ラブ&モンスターズ』(2020)のマシュー・ロビンソンが執筆中だと報じられたばかりだが、ジェンキンス監督が米The Hollywood Reporterのインタビューに語ったところによると、現在は既に「脚本を仕上げているところ」という段階にあるという。
「万事順調に進んでいます。『スター・ウォーズ』の新章を手がけられることがすごく嬉しい。新しいことを始めさせてもらえるのは責任を感じますし、すごい機会だと思います」。
就任が発表されたのは2020年12月のことだが、この発表の半年前からプロジェクトに取り組んでいたというジェンキンス監督。現在のところ製作は電話やZoomといったリモート環境で進めている模様だ。「誰が何をやっていて、何がどういうことになるのか、以前にどういうデザインがなされていたのか」はしっかり把握しつつ、「やりたいストーリーを、やりたいようにやらせてもらっている」と製作上の自由を語っている。ジェンキンス監督ら製作陣のテイストがしっかりと活きた『スター・ウォーズ』になりそうだ。
題材となる「ローグ・スコードロン」といえば、過去にはゲーム『スター・ウォーズ 出撃! ローグ中隊(原題:Star Wars: Rogue Squadron)』や、コミック『Star Wars: X-Wing Rogue Squadron(原題)』が存在するが、本作はそれらとは独立したオリジナルストーリー。ジェンキンス監督は、パイロットだった父親の存在にインスピレーションを受け、“史上最高の戦闘機パイロット映画”を作りたいとの意欲を明かしていた。
本作は2023年12月22日に米国公開予定で、撮影は2022年に実施予定。プリプロダクション(撮影準備)は2021年秋の開始を目指しているという。
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Source:The Hollywood Reporter