頓挫したと見られた『スター・ウォーズ:ローグ・スコードロン』まだ生きていた ─ ドラマに方向転換の可能性も

『スター・ウォーズ』シリーズの新作映画として企画が浮上していた『スター・ウォーズ:ローグ・スコードロン(原題:Star Wars: Rogue Squadron)』は2022年9月に無期延期が伝えられ、2023年3月には頓挫が報じられた。ところがルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディCEOによると、本作が復活する可能性が残されているようだ。
新世代のファイター・パイロットたちをメインキャラクターに、壮大な銀河を悪から守る姿を描くとされる本作は、『ワンダーウーマン』シリーズのパディ・ジェンキンスが監督に就任していた。
イベント「スター・ウォーズ・セレブレーション2023」にて、米IGNの取材に応じたケネディ社長は「ローグ・スコードロン』について、「今も間違いなく話し合っています」と明かした。「映画になるか、もしくは最終的にドラマシリーズになるかは分かりませんが、間違いなく話し合っています」との発言によると、完全にお蔵入りになったわけではないようだ。とはいえ企画が実現するにしても、当初の予定通りにジェンキンスが監督として参加するかどうかは未知だ。
一方で、『ローグ・スコードロン』の頓挫ニュースと同時に中止が報じられていたマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギが手がける企画については、「何も開発されていなかったんです」と、そもそも進行していなかったと説明したケネディ。「アイデアも話合ったことはない」とし、「何も起きていなかったのです。ですから企画が頓挫したというわけではありません」と付け加え、『ローグ・スコードロン』とは状況が違うと説明している。
ここ近年、『スター・ウォーズ』フランチャイズの映画に関しては降板劇が相次ぎ、進行中のプロジェクトも進捗が不透明な状況が続いていたが、「スター・ウォーズ・セレブレーション2023」にて新作映画3本が発表された。『ローグ・スコードロン』が本格的に復活する可能性など、今後は朗報が続くことを願いたい。
▼ 『スター・ウォーズ』の記事
ダース・モール単独アニメ製作決定 ─ 「スター・ウォーズ」裏社会を描く新シリーズ 舞台はクローン戦争後 『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』2026年5月22日、日米同時公開決定 ─ ペドロ・パスカル&シガーニー・ウィーバーが日本に 我らの道! 新映画『スター・ウォーズ:スターファイター』2027年5月公開決定 ─ ライアン・ゴズリング主演、『スカイウォーカーの夜明け』5年後描く 監督はショーン・レヴィ! 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ハン・ソロ&チューイ登場の予告編解禁から丸10年が経過 10年か……(遠い目) 『スター・ウォーズ』全歴史の総決算『STAR WARS YEAR by YEAR』2025年10月発売決定 ─ SW歴史を1年ごとに網羅する豪華本 細かなところまでビジュアル網羅
Source:@IGN