ポール・ラッド「アントマン役笑われた」キャプテン・アメリカ役クリス・エヴァンスと対談、まさかの珍質問も

マーベル・シネマティック・ユニバース『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)で映画初共演を果たしたキャプテン・アメリカとアントマン。世界的なスーパーヒーローとなっていたキャップと、一般人代表アントマンのやり取りが見ものだった。
そんなキャップとアントマンを演じたクリス・エヴァンスとポール・ラッドが、俳優同士の対談企画「Actors on Actors」に登場し、リモートで仲睦まじいトークを繰り広げた。良き共演者との一対一のセッションが楽しかったのか、クリス・エヴァンスからは謎の下ネタも飛び出して……。
ポール・ラッドが披露したのは、2015年の映画『アントマン』で主演の座を獲得した際、周囲に笑われてしまったというエピソードだ。「“役がもらえた。アントマンをやるんだよ”って言ったら、みんなに“アントマンに何が出来るの?”って言われて。だから“アリのサイズまで小さくなれるんだよ”っつって……」この時点で、肩を揺らして笑い始めるクリス・エヴァンス。「“小さくなってもパワーはそのままで、それにアリを従えて、お話することもできる”って説明したら、笑われちゃって……」堪えられなかったエヴァンス、手を叩いて大爆笑だ。
ラッドは「“普通の人”のスーパーヒーローをやりたかったんだよね」と続ける。キャプテン・アメリカ役として同じくマーベル・ヒーローを演じたエヴァンスに「スーパーヒーローの世界って、圧倒的だよね。分かると思うけど、アントマンのことをよーく知ってる人たちと沢山会う。キャプテン・アメリカの全てを知っているような人もいるでしょ?」と語る。「沢山の人が大切に思っているキャラクターだから、リスペクトを持って扱いたいし、キャラクターのために尽くしたい。ジャック・カービーやスタン・リー、マーベルの皆さんが創造したキャラクターだから。」
ここでエヴァンスは、「次のアントマンはどうなるの?」「3作目があるらしいけど?」とファンが聞きたい質問を代わりに投げてくれている。ラッドは「そうだよ。それは、それは……、そういうことになってるけど、言えない。言っちゃいけないことになってるから」と回避する。
「この隔離期間でどうなってるのかも分からない」と話すラッドに、我らがエヴァンスは「近いうち撮影する予定はないの?」と切り込む。まるで映画メディアの記者のような踏み込みを受け、ラッドは「言えないんだよ、クリス」と返すのがやっとだ。
ここでエヴァンスは「分かるよ。事情は分かる。変なこと聞いちゃった。給料いくら貰ってるかも聞けないよね」と理解を示すのだが、続けて「ペ◯スのサイズはどんくらい?」とまさかの直球下ネタ。エヴァンス自身も発した直後に「何を言っているんだ自分は」といった様子で吹き出している。
ラッドも困惑したように笑ってから、「僕の給料よりはデカいかな」と上手いアンサー。これにはエヴァンスも参ったように項垂れて笑うのだった。
クリス・エヴァンスは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)をもってキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役を卒業。ポール・ラッドが演じるアントマン/スコット・ラングの映画第3作は、コロナ禍以前は2021年1月の撮影開始、2022年夏以降の公開との情報があったが、ラッドの言う通り最新の状況は分からない。ハンク・ピム役のマイケル・ダグラスは5月、「近いうち何か情報が出るかも知れない」と予告していた。
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