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『アベンジャーズ』ハルク役マーク・ラファロ、環境汚染告発の弁護士演じる ― 『キャロル』トッド・ヘインズ監督作品

マーク・ラファロ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14779708516/

『アベンジャーズ』シリーズなどのハルク役や、『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)などで知られる俳優マーク・ラファロが、企業による環境汚染を告発した実在の弁護士を演じる。米Deadlineが報じた。

マークが出演するのは、『キャロル』(2015)や『エデンより彼方に』(2002)などを手がけたトッド・ヘインズ監督の最新作(タイトル未定)。トッド監督は『ワンダーストラック』(2017)がカンヌ映画祭でパルム・ドールを争うなど、映画界の重鎮として存在感をますます高めているクリエイターだ。

報道によると、本作でマークが演じるのは、米国の化学企業デュポンによる環境汚染を告発した弁護士ロバート・ビロット役。長年まかり通ってきた不祥事を明らかにしたことで、“デュポンの天敵”と呼ばれた人物だ。映画の原作となるのは、米New York Timesの記事「デュポン史上最悪の悪夢となった弁護士(The Lawyer Who Became DuPont’s Worst Nightmare)」だ。『スポットライト 世紀のスクープ』を手がけた米Participant Mediaが製作を担当し、マークはプロデューサーを兼任する。

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脚本を執筆したのは『ワールド・ウォーZ』(2013)や『バーニング・オーシャン』(2016)のマシュー・マイケル・カーナハンで、新鋭作家のマリオ・コレアが改稿にあたっているとのこと。なお物語の主人公であるロバート・ビロット本人が作品の監修を務める。

マーク・ラファロ主演、トッド・ヘインズ監督による新作映画(タイトル未定)の公開時期は不明。2019年の撮影開始が予定されている。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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