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『アベンジャーズ/エンドゲーム』ルッソ監督、マーベル・スタジオと「いつも話し合っている」 ─ MCU復帰は「ふさわしい企画があれば」

アンソニー&ジョー・ルッソ ケヴィン・ファイギ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48385334971/ https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35437565993/ | Remixed by THE RIVER

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に参加したアンソニー&ジョー・ルッソ監督は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)を手がけ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でMCUでの大仕事を終えた。しかし、両者の関係性は今でも続いているという。

Comicbook.comでは、多忙な中でも継続されているというマーベルとのコミュニケーションについて、ジョー監督が語っている。

「マーベルのケヴィン・ファイギやルイス・デスポジートとは、ずっと話をしています。それからヴィクトリア・アロンソとも。彼らはみんな友人だし、それぞれがどんな状況なのかをメールでやり取りしてるんですよ。それにルイスとは月に一回、ディナーに行っていますしね。いつも話し合いをしているんですよ。」

ジョーが言及したケヴィン・ファイギは、言わずと知れたマーベル・スタジオ社長であり、いまやマーベルのチーフ・クリエイティブ・オフィサーとなった人物。ルイス・デスポジートとヴィクトリア・アロンソは、それぞれマーベル・スタジオの重役であり、MCU作品に製作総指揮として名を連ねている。それほど頻繁に近況交換をしているということは、もしやルッソ兄弟がMCUに帰ってくる日もそう遠くないのだろうか?

「僕が思うに……また一緒にやるべきプロジェクトだと全員が判断したら、僕らはすぐに戻りますよ。」

もともとルッソ兄弟は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開当時からMCUへの復帰を示唆してきた。「ふさわしい素材、語るべきストーリーが見つかったら考えようと思います」と述べ、なかでもコミックの人気エピソード『シークレット・ウォーズ(Secret Wars)』を映画化には強い意欲を示しているのだ。今後はX-MENのキャラクターもMCUに登場するとみられるが、2人が一番撮ってみたいのはウルヴァリンなのだとか。

現在、ルッソ兄弟は自身の製作会社AGBOを通して数多のプロジェクトに携わっている。すでにソー役のクリス・ヘムズワースやスパイダーマン役のトム・ホランドとは再タッグを果たしており、ロバート・ダウニー・Jr.やクリス・エヴァンスとも企画の話し合いを進めているそう。いずれMCUではないルッソ監督作で、彼らの新たな表情が引き出されるかもしれない。

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Source: Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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