『アベンジャーズ』ルッソ兄弟、DC参戦に意欲? ─ 「バットマン」がお気に入り

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)をはじめ、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画4本で監督を務めたジョー&アンソニー・ルッソ兄弟。これまでに屋台骨としてマーベルを支えてきた2人が、米Comicbook.comの取材でDC映画への参戦に前向きな姿勢を見せている。
DCスタジオでは、MCU映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの監督として知られるジェームズ・ガンが新DCユニバースを牽引していくことになり、すでに第1章『Gods and Monsters』のラインナップが発表済みだ。
ジョーは、「ジェームズがあっち(DC)で指揮を執っているから、(自分たちのDCへの参加は)考えるまでもありません。僕たちは彼のことが死ぬほど大好きだし、彼があの世界を導こうとしている方向性も気に入っています。創意工夫を凝らしてくれることでしょう」と応援した。
その上で、お気に入りのキャラクターについては「いつも僕は子ども時代に集めていたコミックを基準に答える」とし、スパイダーマンとX-MEN、バットマンをチョイス。中でもバットマンについては「多くのバージョンがあるから、当然の答えのような気もします」とも付け加えた。
対するアンソニーも、「バットマンは子ども時代にずっと好きなキャラクターでした」と回答。「バットマンは、明らかに何度も描かれていますが」とコメントしながらも、どうやら兄弟揃って「バットマン押し」のようだ。
『Gods and Monsters』では、バットマンと彼の実子であるダミアン・ウェインの物語を描く映画『ブレイブ&ボールド(原題)』が発表されており、現時点で監督は未定。ガンとルッソ兄弟の間に確かな信頼関係が築かれていることを踏まえると、この作品でルッソ兄弟がDCに参戦することもあり得るかもしれない?
その前に、Amazon&ルッソ兄弟のタッグで贈る新たな超大作スパイドラマ「シタデル」が、2023年4月28日よりPrime Videoにて独占配信(全6話構成)となるので、こちらも要チェックだ。
Source:Comicbook.com