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『聖闘士星矢』ハリウッド実写映画化、主演・新田真剣佑 ─ 『シャン・チー』スタント参画、撮影も完了

映画『パシフィック・リム:アップライジング』ジャパンプレミア
©THE RIVER

日本の伝説的な漫画・アニメ作品『聖闘士星矢』がハリウッド実写映画化を果たし、主演を新田真剣佑が務めることがわかった。既に撮影も完了しているという。米The Hollywood Reporterなどハリウッド主力メディアが報じ、同内容が東映アニメーション株式会社からも正式発表されている。

『聖闘士星矢』といえば、ギリシャ神話を題材に、星座をモチーフにした鎧をまとった英雄たちを描く大人気シリーズ。1980年代に週刊少年ジャンプで連載されるや絶大な人気を博し、その後テレビアニメ化。映画やOVAも次々に発表され、現在に至るまで別格の人気を誇っている。

名実ともにまばゆいばかりの輝きを放つ『聖闘士星矢』を、ハリウッドが初めて実写映画化する。発表によると、孤児である主人公の星矢を演じるのは新田真剣佑。『パシフィック・リム:アップライジング』(2018)に続くハリウッド大作への出演となる。

この実写版は、「幼いころに生き別れた姉を探し続ける星矢」が、「神秘に満ちた女性・沙織(英名Sienna)と出会うことで自らの運命に直面」してゆくという展開が用意されているという。「小宇宙(コスモ)とよばれる力と、ペガサス聖衣(クロス)と呼ばれる古代ギリシアの鎧をめぐり、壮大なアクションが展開していきます」と、東映アニメーションは伝えている。

ほか出演は、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2018)マディソン・アイズマン、「マイ・ブロック」(2018)ディエゴ・ティノコ、『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)マーク・ダカスコス、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」(2015-)ニック・スタール、『007ゴールデンアイ』(1995)『X-メン』シリーズのファムケ・ヤンセン、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)ショーン・ビーン。いずれもハリウッドの大作や注目作で活躍する新旧スター揃いだ。

監督は、Netflix「ウィッチャー」や「イン・トゥ・ザ・ナイト」製作総指揮のトメック・バギンスキー。脚本は「10クローバー・フィールド・レーン」(2016)ジョッシュ・キャンベル&マット・スタッケン。スタント・コーディネーター兼アクション・コーディネーターは『シャン・チー/テンリングスの伝説』(2021)を手掛けたアンディ・チェン。「日本アニメのアクションとハリウッドアクションの融合に挑んでいます」。

発表によると、日本での配給は東映、中国と中東以外はソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジションになる。撮影はハンガリーとクロアチアで行われたという。

『聖闘士星矢』の神々しい世界観には、熱狂的なファンも多い。初のハリウッド実写化では、その再現度や、新たな魅力をいかにもたらすかが注目されそうだ。

Source:The Hollywood Reporter,東映アニメーション株式会社

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。