『アベンジャーズ』第4作に真田広之が出演か ― 人気ドラマ『ウエストワールド』シーズン2への出演も決定

マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成として製作されている、映画『アベンジャーズ』第4作(タイトル不明)に日本人俳優・真田広之が出演する可能性が浮上してきた。同作は2018年4月27日公開『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に続く作品として、現在撮影が進められている。
この情報は、米Deadlineがドラマ『ウエストワールド』のシーズン2に真田が出演すると報じたことから明らかになったもの。そこに付随する情報として、「アンソニー&ジョー・ルッソ監督による、マーベル映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に続く作品にて真田は脇役を演じる」と記されていたのだ。
ただし、本情報はこの記述以外には取り上げられていないほか、他誌でもこれまでに報じられたことのない内容だ。Deadlineの報道とあって比較的信憑性は高いとみられるが、「出演決定」と断じるのは早急だろう。
‘Westworld’: Hiroyuki Sanada Set To Recur In Season 2 Of HBO Series https://t.co/WPYetU7Nrm pic.twitter.com/eRKh47Yluh
? Deadline Hollywood (@DEADLINE) 2017年9月15日
しかし『アベンジャーズ』第4作に真田が出演することは、これまでの情報を見るかぎり非常に自然なものだ。なぜなら同作には日本が舞台となる場面が存在し、ヤクザのキャラクターも登場するといわれているのである。また撮影が行われているアトランタには、すでに日本の街並みを模したセットが建てられているようだ。
マーベル映画に真田が登場した前例といえば、20世紀フォックス製作の『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)が記憶に新しい。真田が『アベンジャーズ』第4作に登場する場合、映画会社の垣根を超えてマーベル映画に登場するのは、サノスとケーブル(『デッドプール2(仮題)』に登場)を演じるジョシュ・ブローリンに次いで二例目となるだろう。もっともキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスは、それ以前には『ファンタスティック・フォー』シリーズに出演していたわけだが……(ちなみに2014年『X-MEN:フューチャー&パスト』に出演したピーター・ディンクレイジも『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に登場するといわれているが、こちらも確実な情報は聞かれていない)。
なおドラマ『ウエストワールド』はアメリカのケーブルテレビ局HBOが製作する人気シリーズで、映画監督クリストファー・ノーランの弟であるジョナサン・ノーランとリサ・ジョイがショーランナーを務めている。出演者にはアンソニー・ホプキンス、エド・ハリス、エヴァン・レイチェル・ウッドといった豪華キャストが揃っており、真田はシーズン2より“ムサシ”という役柄を演じるという。
近年、真田は『47RONIN』(2013)や『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』(2015)、『ライフ』(2017)、ドラマ『ザ・ラストシップ』シーズン3(2016)など話題作に数多く出演している。なお最新作は、アントマン役でおなじみのポール・ラッドが主演したスパイ映画『ザ・キャッチャー・ワズ・ア・スパイ(原題:The Catcher Was a Spy)』だ。
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)より米国公開予定。ドラマ『ウエストワールド』シーズン2は2018年に米国放送予定だ。
Source:?http://deadline.com/2017/09/westworld-hiroyuki-sanada-recur-season-2-hbo-series-1202170410/
c Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ