マーベル「デアデビル」復活運動に「エージェント・オブ・シールド」クラーク・グレッグが賛同「私と共に声をあげよう」

Netflixで配信されていたマーベル・コミック原作ドラマ「Marvel デアデビル」(2015-2018)の終了を受けて、復活を願うファンによって継続的に行われている署名活動に、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『アベンジャーズ』(2012)「エージェント・オブ・シールド」(2013-)などでフィル・コールソンを演じるクラーク・グレッグが声を挙げた。
マーベル・コミックス屈指の人気を誇る盲目のヒーロー、マシュー・マードック/デアデビルの活躍を描くドラマ「デアデビル」は、同じくNetflixのマーベル作品「Marvel ルーク・ケイジ」(2016-2018)「Marvel アイアン・フィスト」(2017-2018)と共に突然の製作終了が発表されていた。中でも、高い人気を獲得してきた「デアデビル」には、作品継続を望む声が続出。「#SaveDaredevil(デアデビルを救え)」というハッシュタグが掲げられて根強い署名活動が行われていた。
このファンの声には、主演のチャーリー・コックスらキャスト陣も賛同。中でも、キングピン役のヴィンセント・ドノフリオは、自身のSNSで署名活動サイトを紹介したり、「#SaveDaredevil」を投稿に記したりと、活動を積極的に先導してきた。こうした中、いわばドノフリオと同じマーベル俳優のグレッグが、自身のTwitterで「#SaveDaredevil」のハッシュタグを記し、「デアデビル」復活活動へのサポートを表明した。
Say it with me, people…#SaveDaredevil https://t.co/xYOOPr9NIa
— Clark Gregg (@clarkgregg) November 29, 2020
「みんな、私と共に声を上げよう…『デアデビル』を救え(#SaveDaredevil)」
グレッグは、ドノフリオが2019年10月に更新した投稿を引用する形で上述の内容を記している。ドノフリオによるこの投稿は、同年のニューヨーク・コミコン(NYCC)で行われたスタン・リーの追悼パネルでの出来事を綴ったもの。「クラークが突然“『デアデビル』を救え”って口にした」とドノフリオは書いている。つまり、グレッグはこの時点で、すでに復活運動に賛同していたということだ。
なお、クラークのほか直近では、「デアデビル」クレア役のロザリオ・ドーソンが復活運動に参加。署名サイトのリンクを紹介したドノフリオの投稿を引用して「間違いない」と記している。
Indeed https://t.co/CsrqEG10D6
— Rosario Dawson (@rosariodawson) December 1, 2020
この署名活動にグレッグやドーソンが続けて賛同する動きが見られるのは、「デアデビル」とNetflixの間で結ばれていた契約(“Netflixでの製作終了後、Netflix製作でないドラマシリーズや映画には最低2年間登場できない”というもの)が、11月29日をもってついに終了になったことが大きく関連していると見られる。これを受ける形で、グレッグは翌30日、ドーソンは翌々日となる12月1日に活動に参加しているのだ。マーベル最大のフランチャイズであるMCUへのデアデビルの合流が可能になった今、署名運動が再び大きな白熱を見せている。