『ソウ』ドラマ化企画が進行中 ─ クリスチャン・ベール『アメリカン・サイコ』も

ソリッド・シチュエーション・スリラーの人気映画シリーズ『ソウ』のドラマ化企画が進行していることがわかった。米ライオンズゲートのテレビ部門を統括するケヴィン・ベッグス氏が、米Deadlineにて明らかにした。
『ソウ』シリーズは、のちに『死霊館』シリーズや『アクアマン』(2018)を手がけたジェームズ・ワンによる現代スリラー映画の金字塔。猟奇殺人鬼ジョン・クレイマー/ジグソウの企みにより、生死を賭けた残酷な“ゲーム”に挑戦させられる人々の物語を軸に、2004年製作『ソウ』から2017年製作『ジグソウ:ソウ・レガシー』まで計8作品が製作された。2021年には、クリス・ロック&サミュエル・L・ジャクソン出演によるリブート版映画『スパイラル(原題:Spiral)』も公開される。
報道によると、『ソウ』のドラマ化企画は初期段階にあるとのこと。詳細は不明だが、映画版シリーズのプロデューサーを務めてきたマーク・バーグ&オーレン・クールズが企画に関与しているという。なお、シリーズを生んだジェームズ・ワン、脚本家のリー・ワネルの参加については不明だ。
なお、ライオンズゲートは映画作品のドラマ化に意欲的であり、現在は『ジョン・ウィック』シリーズの前日譚ドラマ「ザ・コンチネンタル(原題:The Continental)」が準備されているほか、『ブラインドスポッティング』(2018)のドラマ版も進行中。ベッグス氏によれば、クリスチャン・ベール主演『アメリカン・サイコ』(2000)のテレビシリーズ化も企画されているという。こちらはブレット・イーストン・エリスの原作小説に基づくものとみられるが、やはり詳細は不明。続報の到着が待たれる。
Source: Deadline