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『スパイダーマン:ホームカミング』スコーピオン役俳優、単独映画化を希望

Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Michael_Mando_(41794775340).jpg

トム・ホランド主演、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)で初登場を果たしたマーベル・コミックの有名ヴィラン、マック・カーガン/スコーピオン。同作では、端役ではあったものの、マイケル・キートン演じる悪役エイドリアン・トゥームス/バルチャーの取引相手として登場している。続編『ファー・フロム・ホーム』(2019)でその姿は現さず、消息を絶ったままだが、果たして再登場の見込みはあるのだろうか。演じたマイケル・マンドは、ソニー・ピクチャーズ企画の単独映画での再演を希望しているようだ。

「ベター・コール・ソウル」(2015-)や『ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち』(2018)など、『ホームカミング』以降も話題作に出演を重ねるマンドは、このたび米ScreenRantのインタビューに登場。原作では“元私立探偵”という設定のマック・カーガン/スコーピオン再演への興味を尋ねられたマンドは、「間違いなくありますね」と前向きな意欲を示している。

探偵が悪に染まるなんて魅力的だと思います。マック・ガーガンは、少し狂っていますけど、彼がヴェノムになるという別の物語もあるんですよ。とても豊かなでダークなキャラクターだと思いますね。それで、彼は最終的には探偵に戻るんです。そんなの間違いなく、僕が演じて観てみたいですよ。」

『ホームカミング』のポストクレジット・シーンで、トゥームスと共に登場したスコーピオンは、『ファー・フロム・ホーム』への再登場も期待されていたが、実際にはミステリオがメインヴィランとして続編は製作されている。トゥームスとスコーピオンが登場しなかった理由として、前2作で監督を務めたジョン・ワッツは「ふさわしい場面がまったく見つからなかった」と語っているが、今後の再登場はベールに包まれたままだ。作品の内容に従えば、刑務所にいるはずだが…。

マンドが希望するソニー単独映画での実現の可能性はどうだろうか。同社は、『ヴェノム』(2018)『スパイダーマン: スパイダーバース』(2018)を皮切りに、続々と「スパイダーマン」関連作品のヒットを連発させている。現在、『ヴェノム2(仮題)』やジャレッド・レト主演のダーク・ヒーロー『モービウス(邦題未定、原題:Morbius)』など、スパイダーマンの宿敵を主人公とした企画を発表済みだ。そのほか、女性キャラクターのシルバー・セーブルやシルク、ナイトウォッチ、クレイヴン・ザ・ハンター、ジャックポットを扱った作品群も準備されているという。この中にスコーピオン単独映画の企画が含まれるかどうかは不明だが、公開予定の『ヴェノム2』『モービウス』の評価次第で、ソニーの今後の舵取りも変わってきそうだ。

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    Source: ScreenRant

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    SawadyYOSHINORI SAWADA

    THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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