リドリー・スコット、『エイリアン:ロムルス』出演者に「クソになるな」とアドバイス

『エイリアン』シリーズ最新作『エイリアン:ロムルス』には、シリーズ第一作の監督である巨匠リドリー・スコットも製作として参加。フェデ・アルバレス監督が作った新章に、「クソ最高」と絶賛するほどご満悦だ。
そんなスコット御大は、アンディ役のデヴィッド・ジョンソンに向けて、実に彼らしいアドバイスを与えたのだそうだ。ジョンソンが米Rolling Stoneに話したところによれば、スコットから「クソになるな(Don’t be shit)」といったことを言われたのだという。もちろん、これは暴言などではなく(もともとスコットは言葉遣いが荒い)、「スタジオやフェデ監督、チーム全体が僕に多大な信頼を寄せてくれていました」と、ジョンソンはその文脈を伝えている。

オリジナル版監督であるスコットの指南もあって、『エイリアン:ロムルス』はシリーズのファンが満足できる内容になっているようだ。レイン・キャラダイン役としてジョンソンと共演するケイリー・スピーニーは、「このシリーズで愛するものが全て詰まっています。ちゃんと怖いものになっています」と話している。
ちなみに『エイリアン』シリーズには猫が登場することで知られるが、これを尋ねられたジョンソンは「とても良い質問ですが、お答えできません」と返している。また、劇中で過去シリーズの主人公であるリプリーについて言及されるかという問いにも、「お答えできません」とした。
『エイリアン:ロムルス』は2024年9月6日、日本公開。
▼ 『エイリアン:ロムルス』の記事
『エイリアンVSプレデター』新作の激アツ案を『エイリアン:ロムルス』監督が披露「これ良くないですか?」 ヤバすぎるな 『エイリアン:ロムルス』続編、2025年内にも撮影開始か ─ 「未知の領域」突き進む脚本執筆中 意外と早いぞ! 『エイリアン:ロムルス』アンディ役デヴィッド・ジョンソン、フランク・オーシャンの映画監督デビュー作で主演 アーティスティックな作品になりそう 『エイリアン:ロムルス』続編、エレン・リプリーは登場しない ─ シガニー・ウィーバー若返り復帰説を監督が否定 それよりも新方針を重視か 2025年アカデミー賞ノミネート一覧(第97回) ─ 『エミリア・ペレス』最多、『ブルータリスト』『ウィキッド ふたりの魔女』が続く まとめました
Source:Rolling Stone