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新ウルヴァリン役、スコット・イーストウッドは「100%」出演希望の意志変わらず

著名な映画監督クリント・イーストウッドを父に持ち、自身は俳優として話題作への出演相次ぐスコット・イーストウッド。2017年10月にはマーベル映画『X-MEN』の人気キャラクター、ウルヴァリンを演じたいと熱意を見せたことでファンの話題を呼んだが、その思いはアダマンチウム並に堅いようだ。

スクランブル
『スクランブル』より。左がスコット・イーストウッド。© 2016 OVERDRIVE PRODUCTIONS –KINOLOGY– TF1 FILMS PRODUCTION –NEXUS FACTORY

以前、スコットはComicbook.comによるインタビューに応じた際、「どんなヒーローを演じてみたいですか?」と尋ねられ、「ウェポンX」「つまり、ローガンです!ウルヴァリンですよ!ウルヴァリン、オールデイ」と回答。これを受け、ネット上では早速スコットをウルヴァリン姿に見立てたファンアートも登場していた。これまでの映画シリーズで同役を演じたヒュー・ジャックマンが『LOGAN/ローガン』(2017)で卒業を表明したため、ファンは早くも「二代目ウルヴァリン」の姿を想像していたのだ。

この度ScreenRantのインタビューに応じたスコットは、ファンアート登場などの盛り上がりを伝えられると、「らしいですね」と返答。本人も認知していた模様だ。スコットは次のように続けている。

「僕はウルヴァリンが大好きなんです。全コミックキャラクターの中でも特にお気に入りですね。彼は反逆者、ワルの反逆者ですよね。危険人物で、ルールになんて従わない。そんなところが大好き。」

さらにスコットは、もしもオファーが舞い込んだらウルヴァリン役を演じたいかと尋ねられると、力強く「100%」と答えている。

ご存知のように、ウルヴァリンの映画化権利を持つ米20世紀フォックス社はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の米ディズニー社と事業統合を発表。これにより、ウルヴァリンがアベンジャーズらと共演を果たす夢も不可能ではなくなっている。とは言え、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが直近(2018年3月)で語ったところによれば、製作陣は現在、ウルヴァリンらフォックス側のキャラクターの合流方法について、とうてい検討する余裕がないという

仮にウルヴァリンが本当にMCUに合流できるとしても、どれだけ早くとも2021年以降となる見込みだ。その際には、スコット・イーストウッド演じる新たなウルヴァリンが大暴れする可能性もゼロではない。

パシフィック・リム:アップライジング
©Legendary Pictures/Universal Pictures.

スコット・イーストウッドの出演最新作『パシフィック・リム:アップライジング』は、2018年4月13日(金)より日本公開。ネイト・ランバート役として活躍するスコットはこのジャパンプレミアのため、共演のジョン・ボイエガ、監督のスティーヴン・S・デナイトと共に来日予定だ。

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。