ストーリーが先か、テクノロジーが先か?『search/#サーチ2』監督とプロデューサーに聞いてみた【動画インタビュー】

──100%PC画面で展開される映画です。新世代のストーリーテリングだという気持ちでストーリーを組み立てましたか?それとも、全編PC画面ということはあまり気にせず、純粋にミステリーとして組み立てましたか?
ナタリー:両方ですね。この2作目が決定したとき、何よりもまず映画的でエモーショナルなものにしたいと思いました。 。今回は主人公を若者にして、テクノロジーの使用を1作目よりもスピーディーにしたかったんです。これを実現するために、行方不明になった子を親が探すのでなく、子の方が親を探すということにしたんです。 彼女はZ世代で、スマホ世代。デバイスやスクリーンとともに生きているんです。
もちろん、そういうことを踏まえて取り組みましたが、その根底は家族のエモーショナルな物語であるということも忘れないようにしました。観客 は何よりもまず、そこに共感を覚えられるからです。
──さらなる続編には興味はありますか?今度はどんなテクノロジーを使ってみたい?
ナタリー:まだ使ってないテクノロジー、あるかな?
ウィル:本音を言うと……、もう出尽くしたかな……。
ナタリー:でも、いけると思う。きっとまた新しいものが出てくるはずだから。私は、また別のフィルムメーカーがどんなものを作るかが見てみたいですね。
ウィル:僕はちょっと一休みしたいかな(笑)。
『search/#サーチ2』は公開中。