「ヒュー・ジャックマンがウルヴァリン復帰を考えてるみたい」 ─ バッキー役セバスチャン・スタンが衝撃報告

『#ありがとうローガン』。2017年6月に日本の劇場で公開された『LOGAN/ローガン』は、2000年のシリーズ第一作『X-MEN』よりウルヴァリン/ローガン役を17年にわたっって演じ続けたヒュー・ジャックマンの同役最終作とあり、20世紀フォックスはローガンを盛大に見送った。
『ありがとうローガン』のお別れの声はファンの間で今もこだまする。同役復帰の噂は幾度となく浮き上がり、時にヒュー自身がその噂について言及することもあれば、ファンを超えて『アベンジャーズ』ソー役クリス・ヘムズワースもがヒューを「説得したい」と言うまで熱心にその動向を見守っている。
セバスチャン・スタンがまさかの報告
ヒュー・ジャックマンの卒業は確定事実なのだから、いつまでも過去にこだわるのは子供じみているだろうか?案外そうでないのかもしれない。『アベンジャーズ』ウィンター・ソルジャー/バッキーを演じるセバスチャン・スタンとて、我々ファンと全く同じ好奇心を抱き続けているようだ。セバスチャンは、2018年1月にアリゾナ州で開催された「エース・コミコン」にゲストとして登場。アンソニー・マッキー(ファルコン)、クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)とチェアを並べたトーク・セッションで「最近、たまたまヒュー・ジャックマンに会いまして…」と語り始めた。
ヒュー・ジャックマン、その名が挙がっただけで会場では大きな歓声が上がり、隣のアンソニー・マッキーも「ワオ、出たぞ、聞かせてくれ」と前のめる。それほどのビッグ・ネームは、かのセバスチャン・スタンですら圧倒されたようで、ヒューとの遭遇を「こんなに気まずい雰囲気あるのかって感じでしたけど」と振り返る。
「二、三の言葉を交わして…、これくらいにしとこうかな。なんか、このまま話しちゃうとトラブルになっちゃうんじゃ…。」
ここまで話しておいて、止めさせるわけにはいかないだろう。アンソニーとクリスからも「いやいや、話してくれよ」「何やってんだよ」と笑いながらブーイングされると、セバスチャンは言葉を選びながら再開した。
「聞いたのは、実際のところどうなのかなって。『LOGAN/ローガン』(2017)が本当に最後のウルヴァリンになっちゃうのかって。彼が言ってたのは、表向きにはもう終わりだということになってるけど、考えてるって。だから、どうかな、もしかしたら。」
捉えようによっては衝撃スクープ、アンソニーも「みんな携帯はオフで、この15秒はなかったことに」と笑う。セバスチャンの独白を終始ニコニコ笑顔で聞き入っていたクリス・エヴァンスも何かを訴えているが、アンソニーの声量にかき消されてまったく聞き取ることができない。ステージでは司会者が「Twitterがすごいことになるぞ」と言うと、一同は笑ってこの話題を終えた。
一方のヒュー・ジャックマン本人は、2017年12月に日本のファンの間でも噂となったウルヴァリン復帰の説について、インタビューにて「僕にとってはもう遅いんです。別の誰かがそっちでウルヴァリンを演じるのは観たいですね」ときっぱり否定している。が、セバスチャン・スタンがヒューに遭遇したのはこの否定インタビューの後とも考えられることから…?
Source:https://www.cosmicbooknews.com/hugh-jackman-considering-return-wolverine-says-sebastian-stan