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【ネタバレ】「シークレット・インベージョン」第1話ラスト衝撃シーンの真相 ─ 本当に◯◯◯?役者が語る

シークレット・インベージョン
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この記事には、「シークレット・インベージョン」第1話『復活』のネタバレが含まれています。

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「シークレット・インベージョン」第1話『復活』マリア・ヒルの死

味方であるスクラル人・タロスの娘ガイアからの内通情報で、ヴォッソイェジネェーニエ広場で爆破テロが行われることを知ったニック・フューリーら。犯行者らは赤外線スプレーの印のついたバッグを所持しているといい、フューリー、タロス、そしてマリア・ヒルは多くの人が行き交う広場でバッグの行方を追う。しかし、自在に姿を変えられるスクラル人への接近は困難を極めた。

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ついにフューリーは起爆を許してしまい、一帯は騒然となる。混乱の中、ヒルにフューリーが声をかける。ところが、その正体はフューリーに化けていたスクラル人。油断したヒルは腹を撃たれ、わけがわからぬまま倒れ込む。

この偽物は「ヒル」と声をかけたが、駆けつけた本物のフューリーは「マリア」と名を呼んだ。凶弾は明らかに致命傷を与えており、フューリーはこの友にしてやれることも、かけてやれる言葉も見つけられず、その場を離れざるを得なかった。ヒルは自分を撃ったのが誰だったか、果たしてきちんと理解したのかもわからないまま、冷たいコンクリートの上で息絶えてしまう。

S.H.I.E.L.D.エージェントの一員として登場したマリア・ヒルは『アベンジャーズ』(2012)以降活躍してきた、厳しいMCUの歴史を生き抜く古参キャラクターの1人だった。常にフューリーを支える名脇役として愛されたキャラクターの突然の死に、戸惑ったファンも多いことだろう。

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果たして、本当にマリア・ヒルは死んでしまったのだろうか?10年以上にわたって演じ続けたキャラクターとの別れを、演じたコビー・スマルダーズはどう受け止めたのだろうか?スマルダーズは「シークレット・インベージョン」第1話の衝撃について、複数の海外メディアに話している。

コビー・スマルダーズ、マリア・ヒルの死は「わかっていた」

実はスマルダーズはマリア・ヒルの死について、数年前から予見しており、心づもりをしていたという。米Colliderに対しては、「ずっとわかっていたことだし、驚くこともありませんでした。製作中に何かやらかして、“君は降板だ!”と言われたわけでもありません。このことはずっと準備してきていたし、かなり長い間取り組んできたことです」と話している。「撮影現場では、きちんと気持ちに浸ることができたし、できるだけサム・ジャクソンの瞬間に浸ることもできました」。

また米Varietyでは、マーベル・スタジオの共同会長ルイス・デスポジートから最初にオファーの電話を受けた時から「わかっていました」とも話している。

「彼からの電話はいつも、“『スパイダーマン』に出ないかい?”って感じで。そんな最高なニュースを伝えられるなんて、彼にとっては最高の仕事だと思います。例えそれが、“マリア・ヒルが撃たれる展開を考えているんだ”というものだとしてもね。つまり死ぬってことです。

でも、この世界のことは誰にもわかりません。マルチバースもあります。だから、こういう展開になることは、もう何年も前からわかっていました。素晴らしい旅でした。何もネタバレしなくて、本当によかったです。ちょっと信じられないくらい。この話をすることだって、何だか悪いことをしている気がします。」

得てして死とは唐突なものだが、ファンお気に入りのキャラクターが新ドラマの第一話であっけなく殺されてしまったことについては、残念がる声も多い。米Vanity Fairでは「もちろん私にだって、もっと演じたいという気持ちはあります」と本音を明かしつつ、「マーベルは一番良い形のストーリーをやっていると、私は信頼していますから」と語っている。このエピソードの配信後に起こった賛否両論については、「もしも評判が悪く、気に入っていただけなかったら、残念に思います。でも、そこにはポジティブなものもあると思っています。みなさんはこの物語に共感してくれて、キャラクターを気にかけてくれた。それは美しく、素晴らしいことです」と爽やかなコメントで返した。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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