マーベル「シークレット・インベージョン」エミリア・クラーク、ネタバレ防止のため携帯からSIMカード抜いていた

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作ドラマ「シークレット・インベージョン」で、スクラル人のタロスの娘・ガイア役を演じるエミリア・クラーク。何度もネタバレ騒動を経験した出演作「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)と比べ、本作ではネタバレを阻止するのが「とても簡単になった」という。その理由について、本作のキャスト&監督が参加した米Entertainment Weeklyの企画で語った。
「(番組に関する)話題が出たり、質問をされたりしたら、‟ちょっと、マーベルですよ。何も話せません”と言えばいいだけ。これを何度も繰り返してきました。」
マーベル・スタジオといえば、ネタバレ防止対策を徹底していることで有名。クラークはMCU入りする前から、マーベルの厳重なセキュリティ対策の影響を受けていたという。
「『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演していた時、後半シーズンでセキュリティ対策の大規模な変更があったんです。(ショーランナーの)デヴィッド(・ベニオフ)とダン(・ブレット・ワイス)と話していたら、彼らは‟マーベルから学んでる。マーベルがやっていることは何でもやるつもりだ”と言ってました。
そしたら何も印刷されなくなったんです。私とピーター・ディンクレイジ(ティリオン役)は‟紙でちょうだい!紙に書いてないと、セリフを覚えられないよ!”なんて言ってました(笑)。」
またクラークは「シークレット・インベージョン」への出演決定後、マーベルのセキュリティ担当と打ち合わせした際のエピソードも披露。その中で「恐怖」を感じたといい、「もし私が何か口外したら、男が自分を殺しに来ると思った」と冗談交じりに語った。
そんなクラークは撮影開始から数日間、ファンに居場所を追跡される可能性を恐れて、携帯電話からSIMカードを抜いていたそう。ここまで警戒するのは、やはり「ゲースロ」で情報流出した経験が「最悪だった」からだという。
また主演のサミュエル・L・ジャクソンもこの話題に参加し、「シークレット・インベージョン」の撮影現場でも情報漏洩の危険性があったことを明かした。ロケ地の上空にドローンが出現し、撮影の様子をおさめようしていたという。制作チームは「1機を撃墜」し、最終的にドローンを操作していた犯人を捕まえることに成功したようだ。
なお、ネタバレ厳禁のマーベルだが、過去にはトム・ホランドやマーク・ラファロといった出演者がうっかりネタバレしてしまったことも。ただし、クラークのネタバレ防止に対する徹底ぶりを聞く限り、「シークレット・インベージョン」のキャストから情報が漏れることはなさそうだ。
「シークレット・インベージョン」はディズニープラスにて配信中。
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Source:Entertainment Weekly