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【ネタバレ】『シャン・チー』のアノ人、MCU再登場を俳優が示唆「バックストーリーがまだたくさん」

シャン・チー/テン・リングスの伝説
©Marvel Studios 2021

この記事には、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のネタバレが含まれています。

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
©Marvel Studios 2021

MCUでの再登場が見込まれているのは、悪の組織テン・リングスを率いるウェンウー/マンダリン(トニー・レオン)の右腕としてシャン・チーたちの前に立ちはだかったレーザーフィスト。サンフランシスコを走るバスでシャン・チーとケイティ(オークワフィナ)を襲い、片腕の鋭いブレードで窮地に追い込んだ。原作コミックでもシャン・チーと対決するレーザーフィストだが、本作では少々変わった設定が与えられたようだ。やむを得ずシャン・チー側に寝返ったのである。

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父ウェンウーとの戦いに勝利を収めたシャン・チーはサンフランシスコに帰国。一方、シャン・チーの妹シャーリン(メンガー・チャン)は中国に残り、テン・リングス解体を進めているとシャン・チーは話していた。しかし、ポストクレジットシーンでは、シャーリンがテン・リングスの玉座に腰を据え、組織を率いていたことがわかる。そして、そこにはレーザーフィストの姿もあった。

ScreenRantにて、レーザーフィストを演じたフロリアン・ムンテアヌは、「最初の計画の時点で、彼が重要な役割を担うことは決まっていました」と自身の役どころについて語る。それは、必ずしも本作だけに限ったことではないようで、「どう進んでいくのかは様子見ということになるでしょう」と今後のMCUでの再登場を示唆しているのだ。ムンテアヌは以下のように続ける。

彼には明かされていないバックストーリーがまだまだたくさんあります。なぜなら、これはシャン・チーのオリジンストーリーだからです。つまり、MCUでのレーザーフィストの未来を私たちは目の当たりにすることになるということです。

ポストクレジットシーンでの展開から察するに、レーザーフィストの今後は、シャーリン次第ということになってきそうだ。「テン・リングスは戻ってくる」とのテロップが最後に表示されたが、シャーリンには兄にも告げていない独自の計画があると推測できる。果たしてそれは一体……?

疑問の余地が残るといえば、シャーリンがテン・リングスの座に就いたというのは、MCUのオリジナルストーリーなのかどうかということだ。シャン・チーにとってトラウマだったテン・リングスの継続を選んだシャーリン。捉え方では、シャン・チーとシャーリンが対立する展開も考えられなくはないだろう。実は、2020年にアメリカで刊行されたコミック『シャン・チー:ブラザーズ・アンド・シスターズ』では、まさに兄妹の対立ストーリーが描かれているのだ。

物語は、中国に古来より伝わる武術の一門、伍兵宗(ファイブ・ウエポン・ソサイエティ)の総帥の血を継ぎながら、いまはサンフランシスコのチャイナタウンでひっそりと暮らすシャン・チーのもとに、謎の刺客がやってくるところから始まる。この刺客を放ったのは、なんとシャン・チーの生き別れた妹シスター・ハンマーだったのだ。

この設定がMCUでも踏襲されているとしたら……?過去に裏切られた妹が、映画『シャン・チー』で描かれた一件だけで本当に兄への信頼を取り戻したのかは、実際のところ分からない。今後の展開を予測するのに、コミック『シャン・チー:ブラザーズ・アンド・シスターズ』は十分な検討材料になりうるはずだ。日本ではShoPro Books(小学館集英社プロダクション)より出版されている

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Source: ScreenRant

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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