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『ショーシャンクの空に』出演者&吹替声優まとめ ─ ティム・ロビンス&モーガン・フリーマン共演、感動の名作のキャストたち

ショーシャンクの空に
© Warner Bros. Entertainment Inc.

スティーヴン・キング原作の映画史に残る傑作、『ショーシャンクの空に』(1994)。無実の罪で投獄された元銀行副頭取のアンディと、同じ刑務所に長年にわたり収監されている囚人のレッド、ふたりの友情を軸に腐敗した刑務所で懸命に生きる人々を描くヒューマンドラマだ。30年に及ぶ刑務所生活にも屈しなかったアンディが、数々の“奇跡”を起こしていく……。

『グリーンマイル』(1999)『ミスト』(2007)などのフランク・ダラボンによる初長編映画作となった本作は、誰の心にもそっと寄り添うような愛すべき名作。そんな一本を彩る主人公アンディとレッドは、それぞれティム・ロビンスとモーガン・フリーマンが演じている。そのほかのキャストには、ウィリアム・サドラー、ボブ・ガントン、ジェームズ・ホイットモア、クランシー・ブラウン、ギル・ベローズらが名を連ねている。

本記事では、『ショーシャンクの空に』で感動をもたらした俳優たちや、その吹替を担当した声優たちの経歴を紹介したい。

ティム・ロビンス(アンディー・デュフレーン役)

ショーシャンクの空に
© Warner Bros. Entertainment Inc.

1958年、アメリカ・カリフォルニア出身。1984年に映画デビューしたティム・ロビンスは、『シュア・シング』(1985)や『トップガン』(1986)など端役として出演を重ね、『さよならゲーム』(1998)にてマイナーリーグの新人投手役を演じ、一躍注目の的となる。ロバート・アルトマンがメガホンをとった『ザ・プレイヤー』(1992)では主演を務め、カンヌ国際映画祭・男優賞を仕留めた。この記念すべき年では、『ボブ★ロバーツ』(2002)にて初の監督作品も手がけている。1995年に手がけた監督作『デッドマン・ウォーキング』では、ショーン・ペンにベルリン国際映画祭・男優賞、スーザン・サランドンにアカデミー主演女優賞をもたらしている。

そのほかの出演作には、クリント・イーストウッド『ミスティック・リバー』(2003)、スティーブン・スピルバーグ『宇宙戦争』(2005)、トッド・ヘインズ『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』(2019)など。『ミスティック・リバー』ではアカデミー助演男優賞に輝いている。

吹替版声優 大塚芳忠

ティム・ロビンスをはじめ、ヴィゴ・モーテンセン、ジェフ・ゴールドブラム、ドニー・イェン、ジャン=クロード・ヴァン・ダムらの吹替で知られる。ほかアンディ・ガルシアやレイ・リオッタ、ウディ・ハレルソンの出演作品も担当してきた。さらに、『マトリックス』シリーズのヒューゴ・ウィーヴィングや、『007』シリーズのティモシー・ダルトンの吹替でも有名。アニメでは、「NARUTO -ナルト-」自来也役や「鬼滅の刃」鱗滝左近次役、「亜人」佐藤役、「ゴールデンカムイ」鶴見中尉役、「EDENS ZERO」ジギー役、「SLAM DUNK」仙道彰役などで知られている。

モーガン・フリーマン(エリス・ボイド“レッド”レディング役)

ショーシャンクの空に
© Warner Bros. Entertainment Inc.

1937年、アメリカ・メンフィス出身。ブロードウェイなどで活躍したのち、『ブルベイカー』(1980)から本格的に映画への出演を重ねていく。『NYストリート・スマート』(1987)ではアカデミー助演男優賞、『ドライビングMissデイジー』(1988)ではアカデミー主演男優賞に初候補入り。以降、エドワード・ズウィック『グローリー』(1989)、クリント・イーストウッド『許されざる者』(1992)、フランク・ダラボン『ショーシャンクの空に』(1994)、デヴィッド・フィンチャー『セブン』(1995)など話題作に相次いで出演。イーストウッド監督と再び仕事を共にした映画、『ミリオンダラー・ベイビー』(2005)ではついにアカデミー助演男優賞に輝く。同作は作品賞も受賞した。

ハリウッドが誇る名優として、以降も数多くの作品に出演している。代表作は、『グランド・イリュージョン』『エンド・オブ』シリーズをはじめ、『ダークナイト』トリロジー、クリント・イーストウッド『インビクタス/負けざる者たち』(2009)、ロベルト・シュヴェンケ『RED/レッド』(2010)、ロブ・ライナー『最高の人生のはじめ方』(2012)など。近年では、ロバート・デ・ニーロ&トミー・リー・ジョーンズと共演した映画、『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』(2020)でも話題となった。

Writer

Minami
Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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