『シャザム!』続編、ザッカリー・リーヴァイが前作超えと絶賛 ─「2023年6月よりも早く公開して欲しい」

DCコミックス『シャザム!』(2019)の続編、『シャザム!:フューリー・オブ・ザ・ゴッズ(原題:Shazam!: Fury of the Gods)』は、1作目を超える仕上がりになっているようだ。
『シャザム!』は、魔法の言葉を叫ぶと、筋肉隆々で大人の体のスーパーヒーロー、シャザム(ザッカリー・リーヴァイ)に変身できるひとりの少年を描いた作品。続編の撮影は、2021年5月末から準備が始まり、9月初旬に終了した。
物語の多くは謎に包まれたままだが、前作から2年が経過した世界が舞台となることが明かされている。シャザムに変身する前の少年、ビリー・バットソン(アッシャー・エンジェル)は前作では15歳だったようで、続編では17歳になっているという。さらに、2年間での泥棒や犯罪者たちとの戦い経て、ビリーはシャザムファミリーのリーダーになっているとのことだ。
Colliderのインタビューにてリーヴァイは、「リップサービスではありません」としながら、「1作目をとても誇りに思っています。ただ、2作目の方が素晴らしいでしょう」と宣言している。それは、前作より製作にかけられる時間や予算が増加したことに加えて、リーヴァイをはじめとするキャストたちがキャラクターをより深く理解した上で役に取り組むことが出来たからだという。
続編には俳優陣だけでなく、デヴィッド・F・サンドバーグ監督と脚本家もまた復帰。その脚本家、ヘンリー・ゲイデンについてリーヴァイは「素晴らしい仕事をしてくれました」と高く評価している。フレディ役として続投する俳優、ジャック・ディラン・グレイザーもまた「脚本は爆笑もので、第1作よりも面白いです」と過去に絶賛していた。「今回はもっとたくさん逃げ回りますし、アクションも詰まっています。紆余曲折もあって、めちゃくちゃ楽しいです」。
そんなフレディやビリーらを演じた子役たちも前作から心身ともに成長を遂げているわけで、リーヴァイは「彼らの感性も少し大人になっていて、僕をはじめとするほかの大人たちの心情に近づいているので、そこにさらなるつながりが生まれました」と語っている。とにかくあらゆる側面が合わさり作品の質を向上させたようで、それはシリーズ初参加の出演者たちのおかげでもあるのだという。「ヴィランとしてのヘレン・ミレンとルーシー・リューも素晴らしい」。
2021年10月に開催されたのDCファンドームでは、メイキング映像が早くも公開されて、ファンのあいだで大きな話題を呼んでいた。しかし、本作が公開されるのはまだまだ先のことで、現時点では、2023年6月2日に米国で封切れる予定。続編の出来を絶賛するリーヴァイは、「2023年6月よりも早く公開して欲しいと思っています」と話している。この願いはリーヴァイだけでなく、ファンの全員が思っていることだが、果たして実際に早まることはあるのだろうか。
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Source:Collider