『シャザム!』続編に「ワンダヴィジョン」「ホークアイ」の作曲家が参加

DC映画『シャザム!』（2019）の続編『シャザム!：フューリー・オブ・ザ・ゴッズ（原題：Shazam!: Fury of the Gods）』の音楽に、「ワンダヴィジョン」（2020）「ホークアイ」（2021）の作曲家クリストファー・ベックが参加していることが明らかとなった。

続編には、タイトルロールで主演するザカリー・リーヴァイに加えてビリー・バットソン役のアッシャー・エンジェル、監督のデヴィッド・F・サンドバーグをはじめとするオリジナルメンバー多数がカムバックしている。しかし、前作で音楽を手がけたベンジャミン・ウォルフィッシュは復帰しなかったようだ。

Twitterでサンドバーグ監督が、「『シャザム！』続編に作曲でベンジャミン・ウォルフィッシュが戻って来ているのですか？」と質問を投げかけられ、「その計画だったが、スケジュールの都合がつかなかったんだ」と回答。「続編ではクリストファー・ベックが音楽を担当していて、彼は素晴らしい仕事をしてくれたよ！」と付け加えている。

これまでにベックは、「ワンダヴィジョン」「ホークアイ」の他に『アントマン』（2015）『アントマン＆ワスプ』（2018）の楽曲も担当。アメコミ作品を数多く手がけた功績を買われて、『シャザム!』続編に起用されたのだろうか。『フリー・ガイ』（2021）『アナと雪の女王2』（2019）といった大ヒット作でも作曲を務めており、人気DC映画シリーズに参加するに相応しい実力の持ち主であることは間違いなさそうだ。

『シャザム!』は、魔法の言葉を叫ぶと筋肉隆々で大人の体のスーパーヒーロー、シャザムに変身できるひとりの少年を描いた作品。続編の物語は謎に包まれたままだが、前作から2年が経過した世界が舞台となることが明かされている。

キャストはザッカリー＆アッシャーのほか、ジャック・ディラン・グレイザー、フェイス・ハーマン、アダム・ブロディ、ミーガン・グッド、グレイス・フルトン、ロス・バトラーらが前作から続投。新キャストには名女優ヘレン・ミレンをはじめ、『チャーリーズ・エンジェル』『キル・ビル』シリーズなどのルーシー・リュー、『ウエスト・サイド・ストーリー』（2021）のレイチェル・ゼグラーが名を連ねている。

『シャザム!：フューリー・オブ・ザ・ゴッズ（原題：Shazam!: Fury of the Gods）』は2022年12月21日に米公開予定。

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