公開延期『シャザム!』続編、撮影時期は変更なし ─ 「子どもたちの年齢は心配ない」

DC映画『シャザム!』(2019)の続編、『Shazam!: Fury of the Gods(原題)』の米国公開日が2022年11月4日から2023年6月2日へと延期された。実に4年越しの再登場となるわけだが、一種キッズ・ムービーでもある本作には大きな問題がある。早く撮影しなければ子役たちが成長してしまうのだ。もっとも、監督のデヴィッド・F・サンドバーグによれば、公開延期に伴う撮影スケジュールの変更はないという。
Seriously though, it doesn’t mean we have to change the shooting schedule so no need to freak out about the age of the kids. You can freak out about your own age though. I’ll be 42 in three years. How about that!
— David F. Sandberg (@ponysmasher) October 6, 2020
「『Shazam!: Fury of the Gods』は2023年夏の映画になりました。ワーナー・ブラザースには“子どもたちに付け髭を使うのではダメなのか?”なんて言われたけれど、“トム・クルーズが本当に宇宙に行くんなら、僕らは本物の髭が生えるのを待つ! 物語上大事なところです”と。
冗談はさておき、(公開の延期は)撮影スケジュールを変更しなければいけないということではありません。だから、子どもたちの年齢を心配する必要はまったくないのです。自分の年齢を心配することはあるにしても。3年後の僕は42歳。ウソだろ!」
2020年9月、主演のザッカリー・リーヴァイは、続編の撮影が2021年初頭に始まる見込みであることを明かしていた。前作の撮影が2018年5月に行われており、子役たちの年齢は10〜16歳だった以上、およそ3年ぶりの再演となる。10代の成長ぶりにはわずか数ヶ月でも目を見張るものだが、3年という月日はスクリーンにどう現れるのか。劇中でどれくらい年月が経過した設定になるのかも大きなポイントだろう。
ちなみに『シャザム!』で主人公ビリー・バットソンの“相棒”フレディを演じたジャック・ディラン・グレイザーは、最新作として、ルカ・グァダニーノ監督のテレビドラマ「We Are Who We Are(原題)」が米国放送中。その予告編を見るかぎり、すでに大きく成長した感もあるが…?