『シャザム!~神々の怒り~』シャザム役声優、宮野真守に交代 ─ 「家でめちゃくちゃ練習しました」

DC映画『シャザム!~神々の怒り~』日本語吹替版で、主人公シャザムの声を宮野真守が務めることが明らかになった。前作『シャザム!』(2019)の菅田将暉からの交代となる。
決定時の心境について「びっくりしました。映画の世界観を、僕も自分の表現で皆様に楽しんでいただければいいなと気合が入りましたね」と熱弁。最強のパワーを持ちながら、中身はコドモというユニークなキャラクターについては、「憧れのヒーローとはまたちょっと違う、思春期の少年がスーパーパワーを授けられて、そのパワーと向き合っていく。その中で巻き起こるコメディの中に、若者の悩みみたいなものが見え隠れするのが、とても面白く感動的だな」と語る。
「自分も子供の頃にスーパーパワーをもらったら、自由に使いたくなっちゃうんじゃないかな。ヒーローの心がないわけじゃなく、ヒーローの心を上手く扱えていないところが半人前ヒーローの所以かなと思います」と、等身大の魅力を持つシャザムへ共感する宮野。さらに、「(シャザムを演じる)ザッカリーさんのお芝居がとても素晴らしかったので、とにかくそこに寄り添えたらなと思いました。ナチュラルな声のトーンとか、コミカルな部分とか、根本にある子供心とか」と、実写ドラマにも多数出演する宮野ならではの役へのアプローチも明かした。
アクションはもちろん、コミカルなコメディも魅力の一つだが、宮野も「シャザムの表現がとても面白いので・・・彼の表現をしっかり日本語でも楽しんでもらえるように、家でめちゃくちゃ練習しました(笑)。本当に細かい動きまで、自分なりに台本にメモったりして、このコメディの面白さがちゃんと引き出せればいいな」と語る。
本作の大きなテーマでもある“ファミリー=仲間”の存在については「心を繋ぎ合わせたと思えば、少しのことでぶつかってしまったり。皆様にも当てはまる想いがあるかもしれないし、映画を観ていると、最後にあったかいものを受け取ってもらえる内容になっている」と紹介した。
『シャザム!〜神々の怒り〜』は2023年3月17日より全国ロードショー。
▼ 『シャザム!〜神々の怒り〜』の記事
新ワンダーウーマン役に『シャザム!』メアリー役を推す声に「本当に嬉しい」 ─ 「このユニバースにいられるのは宝くじに当たるようなもの」 現時点では再登場予定なし 『シャザム!3』は「たぶん無い」とフレディ役、もし実現するなら『ブラックアダム』との合流を希望 色々と複雑な経緯が存在 『シャザム!』ザッカリー・リーヴァイ、再演の予定はないが「グリーン・ランタンと共演したい」 「2作とも僕の誇り」 『シャザム!~神々の怒り~』12月7日Netflix配信決定 ─ 見た目は大人で中身は子どものDCヒーロー第2弾 ユーモアたっぷり 『シャザム!』の今後は「わからない、2作目が不評だったから」とザッカリー・リーヴァイ ─ 将来の再評価に期待 「良い映画だと思うんですけどね」