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「シー・ハルク」でデアデビル復活、脚本家も大興奮 ─ 「思いもよらなかった」再演への敬意と愛

チャーリー・コックス
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35794958200/

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作ドラマシリーズ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」では、ついにチャーリー・コックスがデアデビル/マット・マードック役として本格登場する。すでに、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)にコックスはカメオ出演しているが、デアデビルとしては「Marvel デアデビル」(2015-2018)以来、じつに4年ぶりのカムバックだ。

NetflixのマーベルドラマシリーズとMCUを繋げるキー・キャラクター、“恐れを知らぬ男”について、米Colliderの取材に応えた脚本家のジェシカ・ガオが、コックスと仕事をした印象を語っている。

彼は、あのキャラクターに対して敬意と愛を抱いています。彼にとって、このキャラクターが非常に意味があることは明らかですが、同時に彼は大いに遊び心を持って演じてくれました。面白い冗談を言ったり、(主人公の)ジェニファー/シーハルクと楽しい演技をすることにすっかり乗り気でした。コミックのキャラクターを彷彿とさせ、この番組に彼が完璧に溶け込んでいるので凄く楽しかったです。2人とも弁護士でスーパーヒーローでもあり、そんな共通点を持つ人が他にいるでしょうか?2人の性格からして、彼らのダイナミズムがどうなるか考えるのは非常に楽しかったですね。」

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ガオは以前、「彼を『シー・ハルク』のトーンに引き込んで、キャラクターの明るい面を見ることができた」と語っていた。今回の発言も踏まえると、「シー・ハルク」におけるデアデビルは、ダークでヘビーなNeflix版とは明らかにトーンが異なることは間違いなさそう。

またガオは、「シー・ハルク」のプロジェクトに着手し始めた当時、まさかデアデビルの登場が可能だとは夢に思わなかったとも明かしている。

「デアデビルは特別なケースでした。通常、私たちは映画やコミックからキャラクターを選び、そのキャラクターをどう使うのが一番面白いかを考え、マーベルにキャラクターを使えるかどうか伺いを立てます。ですがデアデビルは、あえて私たちが描かなかった夢だったんです。私たちにしてみれば、“あり得ない。選択肢にもない”という感じでしたから。思いもよらなかったのに、ある日チャーリー・コックスがデアデビル役でカムバックするという情報が飛び込んで来て、すぐに彼を番組に組み込む方法を考え始めたんです。彼を登場させるチャンスがゼロだったとしても、それはチャンスであり、それを掴むつもりでした。」

まさにガオの夢が実現し、コックス演じるデアデビルが登場することになった「シー・ハルク」で、2人の弁護士が見せてくれるダイナミズムやケミストリーを楽しみに待とう。「シー・ハルク:ザ・アトーニー」はディズニープラスにて毎週木曜日に新エピソードが配信。

Source:Collider

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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